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自治体・観光PR動画の成功例とは?失敗しないためのポイントを解説!

brandpr

2023.10.26
  • ブランディング/PR

自治体や観光地のPRを進めるためには、どのようなPR戦略をすればいいでしょうか?
動画サイトやSNSでの動画配信が各地の自治体で効率的に利用されています。

この記事では、自治体PRの成功事例を通じてPR動画の作り方や注意ポイントを紹介。
PR動画で失敗しないためのポイントについて解説していきます。

<この記事で分かること>
・自治体PRの効果とは?
・PR動画の作り方はどうすればいい?
・自治体PRに成功した動画の事例を紹介!
・自治体PR動画を作成する際に失敗しないための注意ポイントは?

自治体PRの成功事例を通じて、町おこしのポイントを学んでみましょう。

地元の魅力をPR!自治体PRの効果とは?

自治体 PR 成功例

自治体や観光地では地元を活気づかせるため、様々なPR活動を行っています。
自治体のPR活動の効果やPRの作り方について詳しく見ていきましょう。

自治体のPR活動の効果

都市に人口が集中して地方の人離れが進むなか、地方の自治体がPR活動をすることでどのような効果があるのでしょうか?

自治体や観光地がPR活動をすることによって、その土地が人に溢れて活気づきます
観光客がお金を落とすことで経済も活気づき、街は盛り上がりを見せるでしょう。

地方創生

地方創生とは、地方の人口減少に歯止めをかけて日本全体の活力を上げることを目的とした活動です。

PR活動を通じて地元を盛り上げることで注目度を高め、地方創生のきっかけとなるでしょう。

地元の魅力をPR

自治体はPR動画を通じて地元の魅力をアピールできます。

ご当地の名産品や知られざる観光スポットなど、動画を通じて全国の人に知ってもらえるのです。

PRの作り方と方法

自治体 PR 成功例

PRを作るにはどのような方法があるでしょうか?

ここでは、動画・SNS・タイアップという手法を例にして解説していきます。

動画

自治体のPRに有効なのが動画サイトを通じた情報発信です。

従来はテレビCMによるPRが一般的でしたが、通信技術が発展した近年ではYouTubeやTikTokなどの動画配信サイトで気軽に動画を見られます。
動きを伴う情報を発信することで、ユーザーの興味を引きつけられるのです。

動画サイトではショート―ムービーを利用して簡潔に観光地のPRをすることが重要です。
ショートムービーとは数秒から1分ほどの動画で、端的にユーザーに魅力を伝えられるかが求められます。

SNS

動画サイトのみならず、SNSも観光地のPRに有効です。

先ほど例に挙げたTikTokも動画配信に特化したSNSの一種ですが、その他にもTwitterやFacebookは若者を中心に多くの人へ訴求できる可能性があります。
SNSを通じて積極的にその土地の魅力をPRすることで、観光客を集めるきっかけになるのです。

SNS上の広告では、観光に興味のある人へ向かって情報発信できます。
そのため、テレビCMやチラシなど不特定多数の人に向けた広告よりも高い効果を期待できるでしょう。

アーティストや芸能人とのタイアップ

有名アーティストや芸能人とのタイアップ企画が増えています。

有名人とコラボすることによって話題性も広がり、彼らのファンが観光地に興味を持ってくれる可能性があるのです。
芸能人やアイドルが訪問した場所を、彼らのファンが実際に訪問する「聖地巡礼」など観光地を盛り上げる手段を秘めています。

積極的なコラボを仕掛けて、地元を共に盛り上げるパートナーを探してみましょう。

自治体PR動画の成功事例

自治体 PR 成功例

ここからは、実際にPR動画を活用して話題を集めた自治体の事例を紹介していきます。
有名アーティストとのコラボや一風変わった観光地のアピールなど、過去の事例を参考にしてみましょう。

おんせん県おおいた「シンフロ」(大分県)

大分は由布院温泉 · 別府温泉郷・鉄輪温泉など全国でも屈指の「おんせん県」です。

大分では温泉の魅力を伝えるべく、「シンクロナイズドスイミング」とかけた「シンフロ」というPR動画を作成。

元・日本代表選手が率いるプロのシンクロチーム、振付ユニット「air:man」とコラボした華麗なムービーは視聴者に強烈な印象を与えます。
温泉の楽しさ、温泉の美しさは見る人の興味をそそり、温泉県への関心を高めるCMとなっています。

元・日本代表選手が率いるプロのシンクロチームが、大分県の温泉でシンクロにチャレンジ!
日本一のおんせん県がおくる、華麗なる“シンフロ”をご覧あれ!
おんせん県おおいたの魅力を、もっともっと伝えるために。
大分県は日本一の温泉で、世界のみんなを沸かせます!

引用:【おんせん県】「シンフロ」篇

小諸がアツ・イーシリーズ(長野県小諸市)

長野県の小諸(こもろ)市では「こもろん」というご当地ゆるキャラが登場するPR動画を公開しています。

PR動画は第3編まで公開されており、小諸米や信州りんご、信州の自然をPR。
ふるさと納税返礼品としての魅力もアピールしています。

小諸のPR動画は市職員が9,500円で作ったというキャッチコピーが印象的で、職員の手作りで安価に話題を集めることに成功。
愛嬌のあるゆるキャラの活躍で子供から大人まで楽しめる映像作品となっています。

9,500円で市役所職員が作ったPR動画として各種マスメディアにも取り上げられたアツ・イーシリーズ第1弾です!
こもろんの活躍に乞うご期待!!

引用:小諸市PR動画第1弾 小諸がアツ・イー!本篇

クッキーダンス(埼玉県久喜市)

埼玉県久喜(くき)市のPRビデオでは「1000人クッキーダンス」という企画動画を公開しています。

クッキーダンスは久喜市の市歌「笑顔のまち永遠なれ」をダンス調にアレンジし、オリジナルダンスを披露する企画です。
市内の中高生を集めた3,058人が踊る動画になりました。

「踊ってみた」という企画は一般市民も参加できる企画のため、若者を中心に幅広い注目を集めることに成功。
久喜市の公式サイトでは音源が公開されているので、市内外を問わず全ての人が企画に参加できます。

ダンス調にアレンジした市の歌「笑顔のまち永遠なれ」に合わせて、市内小中高生をはじめ、3058人が踊る平成28年度久喜市PRビデオ「1000人クッキーダンス」から誕生した、久喜市オリジナルダンスです。
市内では、さまざまなイベントや学校行事にクッキーダンスが取り入れられ、広がりをみせています。
また、現在、市内外を問わず「クッキーダンス踊ってみた動画」を募集しています。
みなさんもクッキーダンスを踊ってみませんか!?

引用:クッキーダンス|久喜市

COME ON!関門!(福岡県北九州市・山口県下関市)

「COME ON!関門!」は日本の本州と九州を結ぶ関門海峡のPR動画です。

関門海峡で怪獣が暴れるというSF風のストーリーとなっており、日本国内のみならず海外からも人気に。
PR動画としては異例の4億再生(2022年6月時点、6言語合計)を突破するほどの人気を集めています。

動画は音声が英語、字幕で日本語・中国語(簡体字・繁体字)・タイ語・韓国語と計6言語に対応。

関門海峡を結ぶ山口県・下関市と福岡県・北九州市は韓国や中国からも地理的に近い人気の観光地です。
PR動画を通して海外の観光客へのアピールにも成功しています。

印度じゃないよ、印西市(千葉県印西市)

千葉県印西市では「印度(いんど)じゃないよ、印西(いんざい)市」というキャッチコピーでPR動画を公開。
インドカレーならぬ「印西カレー」を通じて知名度アップを狙っています。

動画はインドを訪ねたインド人の青年が実はインドではなく印西市だったという内容です。
インド風のBGMに乗せて印西市の名所をアピールしており、住みよさランキングNo.1というアピールポイントもちゃっかり宣伝。

動画は2022年9月現在で約20万再生となっています。

こんな豊田市、知らなかった。(愛知県豊田市)

トヨタ自動車など、車のまちとして有名な愛知県豊田(とよた)市。

豊田市では車以外にも知られざる名所がたくさんあることを知らせるためのPR動画が「こんな豊田市、知らなかった。」。
動画ではドローンで撮影した映像により、豊田市の美しい自然を堪能できます。

映像と音楽のみのシンプルな構成では、もみじや紅葉などで有名な「香嵐渓」や、徳川家のルーツとされる松平郷などの歴史スポットが紹介されています。

動画はナレーション付きで6か国語に対応しており、自動車産業を中心に発展してきた豊田市の知られざる一面をチェックできる内容です。
今回は30秒のショートバージョンを紹介していますが、豊田市の公式YouTubeチャンネルではフルバージョンも公開されています。

「呉IN-呉IN」(広島県呉市)

広島県呉(くれ)市ではブルーハーツの名曲『TRAIN-TRAIN』に合わせたPR動画を公開。
日本人の多くが知っているお馴染みのメロディーに合わせて呉市をPRしています。

呉市では「呉市を徹底的にアピールするためだけに生まれてきたキャラクター」呉氏というマスコットキャラ―を起用。
顔と名前がそのまま市名になっており、背中にも読みの「クレ」を背負って、”しつこいくらい”「呉」をアピール

中ノ森BANDの元ボーカル&ギター・中ノ森文子がカバーしており、歌詞の中で53回の「クレ」が登場しています。

宇治市〜宇治茶と源氏物語のまち〜(京都府宇治市)

京都府宇治(うじ)市では実際の市の世界遺産を含む観光名所や名産品をモチーフにした完全オリジナル2D横スクロールという一風変わったPR動画を公開しています。

宇治市を舞台にした横スクロールアクションゲームでは宇治市の観光名所をPR。
有名ゲーム実況者ともコラボし、話題性を集めています。

スマホアプリで遊べるよう公開されています。

宇治市では、市の魅力発信のために、平成29年3月にゲーム風のPR動画「宇治市~宇治茶と源氏物語のまち~」を公開しました。この度、動画の中に登場した「宇治」を題材とし、実際の観光名所や名産品を盛り込んだ完全オリジナルゲームを、スマホ用アプリとして制作します。公開は令和2年7月10日です!

引用:市プロモーションゲーム「宇治市~宇治茶と源氏物語のまち~」のタイトル画像市プロモーションゲーム「宇治市~宇治茶と源氏物語のまち~」|宇治市

自治体PRで失敗しないためのポイント

自治体 PR 成功例

自治体PR動画で失敗しないためのポイントはどのような点に注意すればいいでしょうか?

先ほど紹介したPR動画の事例を参考にしながら、PR動画作りのポイントをチェックしましょう。

ターゲットを明確にする

自治体PRをする際にはターゲット層を明確にしましょう。

若者向けに向けたPR動画なのか、外国人観光客に向けたPR動画なのか意識することで内容も異なってきます。
ターゲット層と外れた内容のPR動画を作っても集客効果は期待できません。

自治体に関心を示しているターゲット層を把握して、彼らの心に届くような内容にしましょう。

多言語化に対応する

自治体がPRする対象は日本人のみならず、外国人の観光客も対象となります。
地域が発展するためにはインバウンド需要(日本を訪れた外国人からの需要)も重要になるのです。

PR動画を作成する際には字幕などで日本語以外の言語に対応し、外国人観光客へ配慮しましょう。

継続的なPRを意識する

PRは継続して続けることが重要です。

瞬間的に話題となることも重要ですが、多くの観光客に注目を集めてもらうためには継続的なPRが求められます。

動画を作る際には第二弾、第三弾と続けるなど継続的な取り組みを意識しましょう。

自治体PRで町おこし!

自治体 PR 成功例

自治体のPR方法や成功事例を紹介しました。

動画サイトやSNSが流行した近年ではYouTubeなどの動画サイトを通じたPR動画で自治体の魅力を伝えることが増えています。
今回紹介した成功事例でも、思わず目を引いてしまうようなPR動画で注目を集めることに成功しています。

PR動画はエンターテインメントとして面白いだけでなく、話題性を集めて観光地に来てもらうことが重要です。

自治体PRを積極的に行って、町おこしをしましょう!

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