インターネットで悪質な書き込みが行われるサイトを紹介!放置のリスクから対策方法まで徹底解説
fuhyo-higai
- 風評被害
「悪質なネット書き込みサイトにはどのようなものがあるのか」「誹謗中傷にあたる書き込みを見つけたらどのように対処したら良いのだろうか」などを知りたいと思っていらっしゃいませんか。
掲示板などのネット書き込みサイトには、自社に悪影響を及ぼす悪質な口コミが投稿されるおそれがあります。悪質な書き込みは発見次第できるだけ早く対処する必要があります。
この記事では、悪質な書き込みが行われやすいサイトや対策の方法などを紹介しています。悪質な書き込みでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
悪質な書き込みが行われる可能性があるサイト
実際にどのような掲示板や書き込みサイトがあるのか、関心がある方もいらっしゃるでしょう。
掲示板では不特定多数のユーザーが日々書き込みを行なっています。匿名で書き込めることから、誹謗中傷や風評被害に繋がる投稿がされるかもしれません。知らない間に自社の商品やサービスに対して、悪質な書き込みが行われている場合があります。
本章では、悪質な書き込み行われる可能性のあるサイトをご紹介します。
1. 5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)
匿名掲示板の5ちゃんねるに悪質な書き込みが行われる場合があります。
5ちゃんねるには経済やお笑い、ゲームなど多種多様なジャンルのスレッドがあり、誰もが匿名で書き込むことができます。テーマによっては、悪質な書き込みや誹謗中傷なども散見されます。
5ちゃんねるの書き込みを転載しているサイトもあり、悪質な書き込みを対処する際は、それぞれのサイトにアプローチが必要なこともあります。
2. 爆サイ
爆サイは地域別のスレッドなどが用意されているエリア制のある掲示板です。月間10億PVの閲覧数があり、非常に利用度の高い掲示板サイトでもあります。
ニュースや経済についての雑談掲示板が整っています。さらに、ローカルな話題や細かくニッチなテーマのスレッドも多く存在しています。悪口や批判も見られるのが特徴となっています。地域別のスレッドでは個人情報の特定に繋がる書き込みが行われる恐れがあります。
3. 独り言愚痴掲示板
独り言愚痴掲示板は、愚痴を自由に書き込める掲示板サイトです。細かなスレッドがなく、すぐに書き込みを行えるのが特徴です。
サイト上には「個人、法人が特定できる記述、名前、住所、電話番号、メールアドレス等の投稿は禁止します」という注意書きがあります。あまりに過激な内容を書いてしまうと、規約違反になる恐れがあります。しかし掲示板の性格上、穏やかではない発言も飛び交っています。
4. 悪口・愚痴・ストレス発散掲示板
悪口・愚痴・ストレス発散掲示板は、その名の通り悪口や愚痴を書き込める掲示板です。非常に過激で、名指しでの誹謗中傷も行われており、本人を特定できる写真もアップロードされています。
企業に対しての悪質な書き込みも少なくありません。ルールやモラルがない掲示板として認知したほうがよいでしょう。
5. ホストラブ
ホストラブはナイトワーク関係者向けの掲示板サイトです。もともとはホストクラブの情報交換がメインでしたが、現在は水商売に関わる多くの人が利用しています。
お店や個人情報に関する記載が多く、個人を特定ができるような書き込みも少なくありません。業態の関係上、個人の詳細が投稿されることもあり、誹謗中傷に繋がりやすい環境と言えます。
6. 転職サイト
一部の転職サイトでは、企業の口コミを閲覧できます。多くは退職済みの方が前職の勤め先を評価しているものですが、中には誹謗中傷といえるような悪評を書き込む方もいます。
会社への不満を持ったまま退職した方が、評判を落とそうと誹謗中傷しているのかもしれません。あるいは、基本的には誰でも登録可能な仕様から、無関係なユーザーが面白半分で書き込みしているケースも想定できます。
悪質な書き込みを放置するリスク
悪質な書き込みを放置するのは非常に危険です。SNSや掲示板で拡散されてしまい、誹謗中傷の被害が拡大してしまうリスクが高いからです。悪質な書き込みを発見した場合、早急に対処する必要があります。
本章では、悪質な書き込みを放置することで起こる問題を紹介しますので、参考にしてください。
1. 売り上げの減少
サービスや商品に対する悪質な書き込みが原因で、売り上げが減少する場合があります。
商品の購入を検討しているユーザーが商品レビューを検索したところ、悪口ばかり書かれていては、考え直してしまうのも無理ありません。イメージの悪さは販売数に影響を及ぼすため、放置するのは危険です。
2. 採用への悪影響
悪質な書き込みを放置すると、採用活動が難しくなります。
今の時代、ほとんどの求職者が志望企業の情報を検索しています。口コミで悪い評判が目立つと、応募をとりやめる求職者が増えるかもしれません。
企業名を検索したときに「ブラック」「残業」「不祥事」などの書き込みがある場合は注意しましょう。
3. 与信への悪影響
悪質なネット書き込みサイトを放置すると、与信へ悪影響を及ぼします。与信とは、主に企業同士の支払い能力への信用のことです。
「赤字」「財政難」のような書き込みがあると金融機関や取引先からの信用を失いかねません。最悪の場合、金融機関からの融資が受けられなくなったり、他社との取引が打ち切られたりする可能性も考えられます。
4. 書き込みがインターネットに残る
ネット書き込みサイトの悪評は半永久的に残ってしまいます。
掲示板への悪質な書き込みは、自動的に削除されません。そのため、悪質な書き込みが様々なユーザーの目に触れる危険性があります。
SNSなどで拡散されてしまう恐れもあります。FacebookやTwitterなどで悪評が広がると、事態の収束は困難になるでしょう。
悪質な書き込みは放置せず、見つけ次第対応することが大切です。
悪質な書き込みを知る方法
前章で解説した通り、掲示板などの悪質な書き込みを放置しておくと、イメージが低下したり、売り上げが減少したりする恐れがあります。さらに、与信や採用活動への悪影響は軽視できません。
悪質な書き込みは早急に対処することが大切です。早急な対処には、早急な発見が欠かせません。そこで本章では、悪質な書き込みを早めに見つける方法を紹介します。
1. エゴサーチをする
1つ目はこまめにエゴサーチをすることです。エゴサーチとは、インターネット上で自社の商品やサービスを調べることです。
実際に、Googleなどの検索エンジンで自社名やサービス名を入力・検索してみましょう。「サービス名 評価」などで検索すると、悪質な書き込みを発見しやすいです。
また、Googleなどで検索する際に表示される関連ワードにも注目しましょう。「企業名 ◯◯」と表示される中で悪質なワードが表示される場合、悪評が広まっている可能性が高いです。
2. 専門対策業者へ監視依頼をする
2つ目は、専門対策業者へ監視を依頼する方法です。専門対策業者は掲示板やSNS上で悪質な書き込みが行われていないか、監視を行います。
監視にはAIを用いるので、人力よりは効率的でしょう。見落としを防ぎ、悪質な書き込みを発見できます。
悪質な書き込みの対策方法
悪質な書き込みが行われた際、どのように対処したら良いのか知っておきましょう。悪質な書き込みを放置しておくと被害が広がる可能性が高いので、早めの対処が必要です。
本章では、悪質な書き込みが行われた際の対策方法を紹介します。自社でできる対策から、専門家に依頼する方法まで解説しますので、参考にしてください。
1. 管理者や投稿者に直接削除依頼
1つ目は管理者や投稿者に直接、削除依頼をすることです。個人のブログサイトやSNSなどであれば投稿者に対して、掲示板であれば管理者に対して削除の依頼をします。
問い合わせフォームやSNSのダイレクトメッセージから、削除して欲しい内容と理由を伝えましょう。
投稿された日時やURL、どの部分が権利侵害にあたるのかなどを伝えると、対応してもらえる可能性が高くなります。投稿の証拠として、該当の書き込みをスクリーンショットなどで保存しておくことをおすすめします。
2. 弁護士へ削除依頼
2つ目は、弁護士事務所に依頼する方法です。投稿者に対して名誉棄損での訴訟が可能です。売り上げの大幅減少など、被害が大きければ損害賠償を請求できる場合もあります。
しかし、弁護士へ依頼する費用は高額になりがちです。目安として、下記の費用がかかります。
・相談料:1時間5,000~1万円
・着手金:15万~30万円
・報酬金:慰謝料の20%程度
・裁判の手数料:1万~3万円
・日当:1日5万~10万円
上記の費用がかかると仮定すれば、事態を解決するには約45万円を支払う必要があります。悪質な書き込みが起こる度に弁護士に依頼していては、費用面の負担が大きいでしょう。
3. 専門対策業者へ対策の依頼
3つ目は、風評被害や誹謗中傷などの対策を専門としている専門対策業者に依頼することです。根本的な対策が行える上、予防策まで一任できるので、企業側の負担も少なくて済みます。
しかし、専門対策業者に依頼しても、悪質な書き込みの削除はできません。法的に書き込みを削除するためには、弁護士の力を借りる必要があります。
厄介なのは、削除できたとしても、再び悪質な書き込みがされる恐れがあるという点です。対症療法も大切ですが、イタチごっこを避けるためにも、原因療法に努めることも大切と言えます。
専門対策業者であれば、根本的な問題の解決も可能です。悪質な書き込みの対処法がわからないという方は、専門対策業者への相談を検討しましょう。
悪質な書き込みの対策を専門対策業者に依頼するメリット
悪質な書き込みの対策を専門対策業者に依頼すると、根本的な誹謗中傷問題を解決できます。なぜなら、悪質な内容が書き込まれる原因を分析し、予防策を取ることで再発を防げるからです。
また、風評被害の対策に時間を割けない場合でも、専門対策業者に依頼することで誹謗中傷対策に関する業務を任せることができます。
本章では、専門対策業者のメリットを紹介していきます。依頼先に悩んでいる場合は、ぜひ判断材料にしてください。
1.自社にかかる手間が少ない
専門対策業者に依頼をすることで、自社の手間を減らせます。専門対策業者はヒアリング後、依頼主に代わって、事態の解決に向けた施策を迅速に行います。
そのため、依頼主企業の日々の業務に影響を及ぼしません。「誹謗中傷問題は解決したいが、人手を割きたくない」という場合は、専門対策業者への依頼を検討してみてください。
2.トラブルの再発を防止できる
専門対策業者はインターネット上の問題に関するプロです。問題を再発させないための対策も立案・実施できます。起こってしまった問題の解決も大切ですが、未然に防ぐことも同じくらい重要なことです。
また、専門対策業者は、掲示板サイトなどの監視も行います。そのため、悪質な書き込みの早期発見が可能です。
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まとめ
自社の商品やサービスに対する悪質な書き込みには、できるだけ迅速に対処しましょう。放置することで採用活動に悪影響を及ぼしたり、売り上げの減少に繋がったりします。
自社で削除申請を送ることも可能ですが、必ずしも書き込みが削除されるとは限りません。根本的な問題解決を望むなら、専門対策業者への依頼を検討しましょう。
自社に対する悪質な書き込みでお悩みの方は、ぜひ「ブランドクラウド」までご相談ください。トラブルを解決に導くだけでなく、根本的な原因解明まで対応いたします。