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Google検索から古いコンテンツを削除する方法を解説!サーチコンソールの使い方マニュアル

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2023.10.26
  • 検索結果対策

古いコンテンツやキャッシュをそのまま放置していると、古い情報や不適切な情報が流出してしまう恐れがあります

この記事では、Googleなどの検索エンジンで古いコンテンツを削除する方法や注意点を解説

サーチコンサールなどのツールを利用してコンテンツの状態を適切に管理する方法を紹介していきます。

古いコンテンツやキャッシュを削除せず放置しているとどうなる?

古いコンテンツの削除方法

Googleの「古いコンテンツの削除ツール」を利用すれば、検索エンジン上に残った古いコンテンツやキャッシュを削除できます。

キャッシュとは、検索エンジンが検索結果表示用の索引を作る際にコンテンツの内容を保存したものです。

古いコンテンツの削除ツールを使用すると、存在しなくなったページや画像、重要なコンテンツや機密性の高いコンテンツが削除されたページを Google 検索結果に反映させることができます。

引用:古いコンテンツの削除ツール|Google

そもそも、どうして古い情報を放置していると悪影響があるのでしょうか?

古い情報やキャッシュを放置したままだと、以下の悪影響があります。

  • 誤った情報を広めてしまう
  • 検索に出してはいけない情報の流出

誤った情報を広めてしまう

古いコンテンツを放置していると、誤った情報を広めてしまう恐れがあります。

サイトの情報が何年も前の古いまま放置していると、当時の最新情報がGoogleの検索インデックスに残ったままになってしまうのです。

顧客などが古い情報に行きついていると、誤った情報のまま認識されてしまう恐れがあります。

検索に出してはいけない情報の流出

Webサイトを運営していると検索に出してはいけない情報を掲載することもあります。

誤って検索に出してはいけない情報を掲載してしまった場合、後述するコンテンツの削除ツールを使いましょう。

公開したくない情報を掲載する場合は後述するnoindexタグを利用する必要があります。

Googleで古いコンテンツを削除する方法

古いコンテンツの削除方法

古いコンテンツを削除したい場合、Search Console(サーチコンソール)などのツールを利用してコンテンツを削除・管理します。

サーチコンソールとは、Google検索においてサイトの検索順位を確認し、検索エンジン上のトラブルを解決するためのツールです。

Search Console のツールやレポートを使うことで、サイトの検索トラフィックや掲載順位を測定できるほか、問題を修正し、Google 検索結果でのサイトの注目度を高めることができます

引用:Google Search Console

サーチコンソールの具体的な操作方法について確認していきましょう。

サーチコンソールの操作方法

サーチコンソールで古いコンテンツを削除したい場合は、専用の削除ツールを利用します。

以下のリンクから削除ツールを利用しましょう。

外部リンク:古いコンテンツの削除ツール|Google

削除ツールの画面

古いコンテンツを一時的に削除する場合

以下のリンクより削除ツール画面を開き、削除するための手順を踏んでください。

削除する方法は「URLを指定する方法」と「キャッシュされたURLを消去する方法」の2通りがあります。

<古いコンテンツを一時的に削除する方法>
[一時的な削除] タブを選択します。
[新しいリクエスト] をクリックします。
[URL を一時的に削除する] または [キャッシュされた URL を消去する] を選択します。

一時的にコンテンツを削除した場合、一定期間(6ヵ月ほど)を経過すると再度検索結果が表示されます。

URLを完全に削除しない限り、ブロック経過期間後もページは再クロールされてしまいます。

ツールを活用した検索結果からの削除は暫定的な処置に過ぎず、根本的な解決を実行するには古いコンテンツを管理する必要があるのです。

・古いコンテンツの削除ツールを起動します。このツールを使用するには、不正使用を防ぐために Google アカウントでログインする必要があります。

・ページまたは画像の URL を所定の形式で入力・送信します。

・指定した URL にページまたは画像がまだ存在する場合は、追加情報の入力を求められます。

・リクエストが正常に送信されると、ツールの下部にあるリクエストキューにそのリクエストが表示されます。

このツールを定期的にチェックして、リクエストのステータスを確認します。拒否された場合は、その理由へのリンクが表示されます。

・リクエストが承認された場合:ページが利用できなくなった場合は、そのページは検索結果に表示されなくなります。ページが変更されたのみでまだ利用可能である場合は、スニペットとキャッシュされた結果はいったん検索結果から削除されますが、Google のクローラが次回そのページにアクセスしたときに更新されます。それまで、ページは引き続き検索結果に表示されます。

引用:Search Consoleヘルプ

古いコンテンツを完全に削除する場合

古いコンテンツを検索結果から完全に削除する場合は、サイト上のコンテンツ自体を管理します。

古いコンテンツを削除または更新して、ウェブサーバーに404あるいは410を返すようにします。

404あるいは410とは、検索エンジンにコンテンツが削除されていることを伝えるHTTPステータスコードのことです。

<古いコンテンツを完全に削除する方法>
・画像、ページ、ディレクトリなど、サイト上のコンテンツを削除または更新し、ウェブサーバーが HTTP ステータス コード 404(見つかりません)または 410(削除されました)を返すようにする
・コンテンツを完全に削除する。前にページをブロックした場合は、ページのブロックを解除してから再びブロックする

noindexタグをつける

Googleの検索ロボットにコンテンツの情報をクロールしてもらいたくないときは「noindexタグ」を使いましょう。

noindexタグとは、Googleの検索エンジンにコンテンツをインデックスさせないためのメタタグです。

noindexタグの使用例として、以下のようにhtmlファイルのheadセクションに記述します。

<!DOCTYPE html>
<html><head>
<meta name="robots" content="noindex" />
(…)
</head>
<body>(…)</body>
</html>

ページやその他のリソースが Google 検索に表示されないようにするには、noindex メタタグまたはヘッダーを含めます(ヘッダーの場合は HTTP レスポンスで返す)。Googlebot がそのページを次にクロールしたときに、このタグまたはヘッダーを検出すると、他のサイトがそのページにリンクしているかどうかにかかわらず、そのページが Google 検索結果から完全に削除されます。

引用:Google検索セントラル

削除ツールを使うべきケース

削除ツールを使って古いコンテンツを削除するべきケースは以下の場合です。

  • Google によって示されるウェブページを所有していない。
  • ページや画像がすでに存在していない、または現在のページや画像と大幅に異なる。

Webページを所有している場合は削除ツールではなく、該当のページを削除したうえでページの再クロールやページの非表示を Google にリクエストできます。

削除ツールを使わないべきケース

以下の場合には削除ツールを使わないべきです。

  • 情報がまだ公開中のページに表示されている場合。
  • ページや画像の情報が不正確、不適切、違法な場合など。
  • ページの確認済み所有者である(Search Console において)。
  • 一般公開されている URL の検索結果を完全に削除する場合。
  • Google にページの再クロールのみをリクエストする場合。
  • ウェブからページを削除する場合。

Webページが公開中に削除ツールを使ってもリクエストは承認されません。

削除ツールを使う場合は、Webページを完全に削除してから再クロールをリクエストしましょう。

インデックス(再)登録のリクエストはサーチコンソール上のURL検査から行えます。

サーチコンソールで古いコンテンツを削除する場合の注意点

古いコンテンツの削除方法

古いコンテンツを削除する場合はいくつか注意点があります。

まず、削除ツールを利用できるのは自分で所有しているページに限られます。

サーチコンソールで削除リクエストが通るのは数日かかる場合があるため、リクエストのステータスを確認するようにしましょう。

自分で所有しているサイトのページにのみ使用する

削除ツールを利用する場合は自分で所有自分で所有しているサイトのページにのみ使用が認められます。

削除ツールはコンテンツが削除されていないと効果がありません。

競合他社や自分にとって都合の悪い検索結果を表示させたくない、という性質のものではありませんので注意してください。

コンテンツの削除にはどれぐらいかかる?

コンテンツの削除リクエストは最短で1日以内に承認されます。

リクエストした件数が多いと数日かかる場合も。

承認が遅れている場合は何らかの理由でリクエストが承認されていない可能性があります。

サーチコンソール上で削除リクエストを出したステータスを確認しましょう。

削除されたコンテンツのステータス確認

削除リクエストを出したURLのステータスはサーチコンソール上で確認できます。

リクエストのステータスには以下の5通りがあります。

  • 保留中: リクエストは現在処理中です。処理には数日かかることがあります。
  • 承認済み: 更新のリクエストが承認されました。Google 検索結果に反映されています。
  • 拒否: リクエストはこれらのいずれかの理由で拒否されました。
  • 期限切れ: リクエストは承認されましたが、期限が切れています。リクエストが承認されてから 180 日が経過するか、URL がすでに存在しない場合、リクエストは期限切れになります。
  • キャンセル済み: リクエスト元のユーザーまたは確認済みサイト所有者によってリクエストがキャンセルされました。

リクエストが拒否されてしまった場合、理由を確認して適切な処理をしてから再リクエストを出しましょう。

Google以外の検索エンジンで古いコンテンツを削除する方法

古いコンテンツの削除方法

ここまでGoogleの検索エンジンで古いコンテンツを削除する方法を紹介していきました。

では、Google以外の検索エンジンで古いコンテンツを削除したい場合はどうすればいいでしょうか?

Yahoo!の場合

Yahoo!の検索エンジンはGoogleと同じものを使用しています。

そのため、Googleのサーチコンソール上で古いコンテンツを削除すればYahoo!にも同じ効果が適用されます。

Bingの場合

Microsoftの検索エンジン・Bingを利用する場合は「Bing Webmaster Tools」から削除依頼を出してください。

外部リンク:Bing Webmaster Tools

Bing Webmaster Toolsの使い方は基本的にGoogleのサーチコンソールと一緒で、削除したいURLについて削除依頼を出します。

古いコンテンツを削除しよう

古いコンテンツの削除方法

Google検索で古いコンテンツを削除する方法を紹介しました。

古いコンテンツやキャッシュを放置していると、想定していない情報が流出する恐れがあります。

Googleのサーチコンソールを使用しながら古いコンテンツを適切に管理し、サイト内のインデックスを適切に管理しましょう

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