ルミネ 公開したCMが「不快である」と炎上
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ご存知の方も多いと思うが、JR東日本の子会社で商業施設を運営する「ルミネ」が、インターネット上の動画サイトで公開していた動画CMについて、「不快に思われる表現があった」として、ネットから削除した。 ― 日経ビジネスONLINE 2015年3月31日 ―
女性に人気のファッション施設を運営するルミネが、YouTubeにアップした1分ほどのCMが瞬く間にネット上で物議をかもした。
男性社員が二人の女性を見比べて、髪を巻いたお洒落な女の子があまりお洒落ではない女の子よりも「需要がある」と発言するシーンが多くのネットユーザーから「セクハラだ」「不快である」と反感を買い炎上しました。
これまでのルミネの広告は、蜷川実花さんや緒方真理子さんなどを起用し、「女子」をターゲットとした広告は好評を得ていました。その分期待が集まっていただけに、今回のCMは余計に大きな反感を買ってしまったと言えます。
この炎上を受けて、ルミネはネット上にあげていたCMを削除しました。ただし、動画の内容はTwitterを中心にネット上で炎上を起こし、まとめサイトなどにも多くあげられました。動画を削除したことは、動画のコメント欄で意見ができないことにつながり、さらなる炎上を起こすこととなりました。
また、ルミネはこの炎上を受けた際に、迅速に動画の削除という対応を行ったものの、お詫び文が3行という簡潔なものであったため、「誠実ではない」というさらなる批判を受けることとなってしまいました。
今回の炎上では、「可愛ければ仕事ができなくてもいい」といったいささか時代錯誤のような印象を与える内容が大きな反感を呼びました。ジェンダー問題に対して慎重に対応すべきであるということが、今回の騒動から学べるでしょう。
<参考URL>
http://blogos.com/article/108307/
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20150327/279266/?rt=nocnt
http://zeromoon0.hatenablog.jp/entry/2015/03/22/173113
http://matome.naver.jp/odai/2142677768646297901
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1503/20/news077.html