FC2ブログの削除方法を詳しく解説!依頼前に知っておくべきことも紹介
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- 誹謗中傷
「FC2ブログに誹謗中傷の記事が投稿されている」「FC2ブログの削除依頼を出す方法について知りたい」このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
近年は「個の時代」とも言われ、ブログを介した情報発信が活発に行われています。ブログはSNSと違い記事がWeb上に残り続けるので、何年も前の記事が拡散されて炎上する可能性があります。
本記事では、FC2ブログの削除依頼について、具体的な手順を解説しています。また、削除依頼以外の対策法ついても紹介します。FC2ブログの書き込みでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
FC2ブログとは
FC2ブログは、ラスベガスに本社を置くFC2.Incによるレンタルブログサービスです。
豊富なテンプレートがあり、マルチデバイス対応しているなど使い勝手が良いことで人気が高いです。会員数は約2,400万人、毎月のアクセス数は170億PVとなっています。世界的にみても、影響力の大きいブログサービスです。
誹謗中傷・風評被害に対しては「不適切サイト報告・異議申し立てフォーム」から申請が行えます。
また、法的機関・法律事務所からの問い合わせを受け付けている「法的機関専用お問合せフォーム」を設置しているので、通報しやすい環境となっています。しかし、FC2本社がアメリカにある関係で、対応が非常に遅くなるケースがあります。
FC2に削除依頼を出す前に知っておくべきこと
莫大な会員数・アクセス数を誇るFC2ブログでは、誹謗中傷や風評被害がいつ発生してもおかしくありません。
比較的簡単に記事の投稿ができるので、インターネット上の名誉毀損を助長している可能性があります。もし、悪評が書かれていたら、早急に対処することが必要です。
本章では、FC2に削除依頼を出す前に知っておくべきことを紹介しています。
1.削除依頼に応じてくれない場合がある
削除依頼を出したからといって、全ての申請が通るわけではありません。なぜなら、証拠が不十分だと申請が認められないからです。
規約を違反している、もしくは法律に違反している客観的な事実を根拠として、運営会社に提示しましょう。該当ページのURLやスクリーンショット、印刷物などをいつでも提出できる形で用意しておきましょう。
しかし、強制力のある通知ではないので、投稿者に明確な規約違反および法律違反が認められない場合は、無視されることがあります。
2.削除依頼を出すことで事態が悪化する
削除依頼を出すことで事態が悪化して、再度誹謗中傷を書き込まれる可能性があります。
特に、投稿者が個人の場合、削除請求の内容を拡散されてしまう場合があります。企業からの削除請求を面白がってSNSに投稿されるなど、二次被害を招く可能性があるので、無計画に対処しないよう気をつけましょう。
3.SNSで拡散されてしまった場合は難しい
TwitterなどのSNSで拡散されてしまった場合、FC2ブログに対する削除請求だけでは、事態の根本的な解決には繋がりません。
拡散したユーザーを全員特定するのは現実的ではないため、SNSを媒介にして広まってしまうと自社だけで対処するのは難しいです。
4.会社名やサービス名の検索結果に出てくることがある
FC2ブログに書かれた内容が、検索エンジンの検索結果に表示される場合があります。GoogleやYahoo!といった検索エンジンには、ユーザーをサポートする目的で、検索キーワードに関連する単語を予測表示する機能があります。
「企業名+ブラック」「企業名+パワハラ」のような悪質なキーワードがサジェストに現れるケースが想定されます。就職希望者が表示された内容を目にすることで、自社への応募を取りやめてしまうでしょう。
検索エンジンのサジェストに表示されるほど被害が広がっている場合は、適切に対策する必要があります。
FC2に削除を依頼するまでの手順
「FC2に削除を依頼するまでの手順を知りたい」と考えている方が多いのではないでしょうか。
本章では、FC2に削除依頼を出すまでの手順を解説しています。FC2には「不適切サイト報告・異議申し立てフォーム」が設置してあり、比較的通報しやすい環境です。
誹謗中傷・風評被害を助長する記事の削除依頼を行う際は、このフォームを利用しましょう。しかし、サイトの管理人に転送される項目もあるので、一部注意が必要です。
1.削除依頼フォームにアクセス
まずは、FC2ブログの記事削除依頼フォームにアクセスします。URLは以下のとおりです。名誉毀損と著作権侵害で窓口が異なりますので注意しましょう。
・名誉毀損 (参考:『不適切サイト報告・異議申し立てフォーム:FC2ブログ』)
・著作権侵害 (参考:『著作権侵害に関する申し立て:FC2ブログ』)
2.依頼主の情報を入力
削除依頼を申し立てる企業の情報を入力します。必須項目が多いので、忘れず入力するようにしましょう。
名誉毀損、著作権侵害の場合は以下の項目を入力します。
・「お名前」
・「住所」
・「メールアドレス」
・「会社・組織名」
名誉毀損のみの場合は以下の項目を入力します。
・「ご担当者名」
・「サイト管理人であるユーザーへ、お名前の公開を許諾しますか(許諾しない場合は、削除に応じられないことがあります)」
プルダウンリストから「お名前・組織名の公開を許諾する」を選択します。もちろん、公開しない選択もできますが、注意事項を読む限りでは公開したほうが削除の可能性は高まるでしょう。
著作権侵害のみの場合は「TEL」の項目を入力します。
3.被害状況や削除申し立てしたい記事を指摘
どの記事で権利侵害が起こっているのか指摘しましょう。ここで大切なのは規約違反・法律違反を立証できる根拠の明示です。可能な限り具体的に記載しましょう。
名誉毀損、著作権侵害共通の場合は以下の項目を入力します・
・「被害状況及び異議申し立て内容(削除依頼事由)」
・「削除を依頼する具体的なURL」
名誉毀損のみの場合は以下の項目を入力します
・「削除を依頼する具体的な箇所(該当箇所が特定できない場合は対応できません)」
・「削除を依頼する理由(サイト管理人であるユーザーに転送します)」
特に、投稿者に送られる文章には注意しましょう。不快な思いをさせないよう、指摘事項のみ明確に記載します。
著作権侵害のみの場合は以下の項目を入力します・
・「あなたが権利を有するコンテンツの情報」
「削除対象のコンテンツ件数(ご報告のURLと一致する件数を記入してください)」
4.同意事項・注意事項にチェック(著作権侵害のみ)
同意事項と注意事項にチェックを入れましょう。
同意事項は以下の内容です。
・「申し立てを行ったコンテンツの使用が、著作権者、代理人、または法律によって許可されていないことを、良心に従い誠実に認識しています」
・「通知内容に偽りがなく、偽証が処罰の対象であることを承知のうえで、法律において認められた著作権を所有する者又はその正式な代理人であることを誓います」
・「該当のコンテンツを公開しているサービス利用者に対し、削除依頼者の名称、連絡先および削除希望の事由等に関する情報を開示することを了承します」
・「申し立てに含めたすべての情報に間違いはありません。」
注意事項は「当フォームを不正利用した場合、FC2アカウントが削除されますのでご注意下さい。」という内容です。
5.電子署名のち送信(著作権侵害のみ)
最後に電子署名を行います。法人の場合は担当者の氏名を入力します。
代表や誹謗中傷業務の担当者の名前を入力しましょう。署名を完了することで申請が完了します。
削除依頼以外の悪質な書き込み対策
「削除依頼以外の悪質な書き込み対策法はあるのだろうか」と気になっている方が多いのではないでしょうか。FC2に記事の削除依頼を行って、10日以上FC2から返信・対応がないときは削除に対応してもらえない可能性が高いです。その場合は、別の手段を行う必要があります。
本章では、削除申請以外の対処法を紹介します。
1.弁護士へ依頼して削除手続きを行う
弁護士へ依頼して削除手続きを行うことができます。
弁護士へ依頼して行えることは以下の通りです。
・FC2に対して悪質な書き込みを行ったIPアドレスを特定するための開示請求
・ログの削除停止請求
・プロバイダーに対して特定したIPアドレスに紐づく個人情報の開示請求
加害者に罰則を与えたいのであれば、損害賠償請求や刑事告訴・民事裁判といった訴訟を行います。
2.専門対策業者へ相談する
専門対策業者は、発生した問題の再発防止効果が期待できます。
さらに、専門対策業者はFC2ブログに悪質な書き込みが行われた原因を分析します。原因を分析して対処するので再発を防げます。
被害を根本的に解決したいのであれば、専門対策業者へ依頼しましょう。
FC2の悪質な書き込み対策を専門対策業者へ依頼するメリット
「情報が拡散されてしまって、記事削除だけでは事態の沈静化が見込めない」「その都度、適切な対処ができるか分からないので専門家に任せたい」「今後も同じような風評被害で悩みたくない」とお悩みのときには、専門対策業者への依頼を検討しましょう。
本章では専門対策業者へ依頼するメリットを紹介します。
1.迅速な対応を望める
専門対策業者は迅速に対応を行います。なぜなら、放置すると被害が広がると考えているからです。
索エンジンをAIで監視しているので悪質な書き込みを早期に発見し、問題にいち早く対応できます。被害を抑えたいのであれば、専門対策業者へ依頼しましょう。
2.自社の負担を減らせる
専門対策業者は、自社にかかる手間を最小限に抑えられます。FC2の悪質な書き込みへの対応に従業員を割かなくて済むので、本来の業務が滞りません。
専門対策業者へ依頼して、自社にかかる負担を極力減らしましょう。
3.再発防止にも対応
専門対策業者は、被害の原因を追及して対処します。したがって、被害の再発を防げます。
該当する記事を削除しただけでは、また別の投稿者によって書き込まれる可能性があります。原因を分析し、企業体質や評判を改善することで、再発を防げます。
根本的に被害を解決したいのであれば、専門対策業者へ依頼しましょう。
FC2の悪質な書き込み対策は「ブランドクラウド」へお任せください
FC2の悪質な書き込みには、早急かつ適切な対処が必要です。「ブランドクラウド」が提供する「風評被害クラウド」ならば、被害が大きくなる前に対応できます。
「風評被害クラウド」はGoogleなどの検索エンジンをAIで監視しています。したがって、ヒューマンエラーを防ぎつつ、被害が起こらないような企業環境づくりを実現できます。
また、企業のブランドイメージ・価値を向上させるサービスも展開しています。FC2の悪質な書き込みの対処から顧客満足度の向上まで、一貫してサポート可能です。
FC2の悪質な書き込みでお悩みの方は「ブランドクラウド」へお気軽にご相談ください。
まとめ
FC2ブログの削除依頼は専用の通報フォームから行えます。しかし、確実に削除できるわけではありません。
FC2ブログの悪質な投稿対策を行うなら、専門対策業者への依頼を検討しましょう。迅速に問題解決できるだけでなく、問題の再発防止が可能です。
悪質な書き込みで悩んでいる方は、ぜひ弊社「ブランドクラウド」へご相談ください。被害発生の原因を突き止め、貴社が抱えているお悩みの解決をお約束いたします。