お問い合わせ
お電話でのお問い合わせ
03-6447-2653
メールでのお問い合わせ

Yahoo!知恵袋の投稿は削除可能!削除依頼の方法と困った際の相談先とは

hibou-chusyo

2023.10.26
  • 誹謗中傷

「Yahoo!知恵袋の投稿は削除できるのか」「対応を放置することでどのような問題が発生するのか」ということを知りたくありませんか。
Yahoo!知恵袋は一般のユーザー同士で質問を投稿したり、質問に回答したりできるサイトです。Yahoo! JAPAN IDがあれば誰でも質問できるので、一部では悪質な質問や回答が投稿されています。悪質な質問や回答は自社の評価を低下させたり、誹謗中傷に発展したりするので注意が必要です。
本記事では、Yahoo!知恵袋の悪質な投稿を削除する方法について解説します。質問や回答の内容で自社イメージに傷がつけられてしまっていてお悩みの方は、参考にしてください。

Yahoo!知恵袋への投稿は削除できる?

image002

Yahoo!知恵袋とは、ユーザー同士で疑問に思っていることの答えを募集したり、質問に対して回答を送ったりできるサイトです。
簡単に疑問を解決できて便利な反面、悪質な質問や回答が多く寄せられることも多く、問題視されています。たとえば、根拠がない噂の真相を尋ねる質問や、虚偽の回答が多く投稿されているケースが見受けられます。
Yahoo!知恵袋の悪質な投稿は削除できます。ユーザーに誤解を与える悪質な内容や誹謗中傷が投稿されていたら、悪評が拡散される前に早めの対処を行いましょう。

Yahoo!知恵袋から削除できる質問の例

image003

Yahoo!知恵袋の投稿は削除できますが、全てを削除できるという訳ではありません。Yahoo!知恵袋で定める禁止事項に抵触した書き込みである場合、削除の対象となります。
禁止されているのは以下の行為や投稿です。
・攻撃的な投稿・誹謗中傷
・社会規範に反する投稿(わいせつな内容や、犯罪を促す文言など)
・広告的な利用、商用利用
・個人情報を含む内容・個人情報の特定につながる内容
・著作権の侵害
・円滑なサービス提供を阻害する内容
・明記されていなくてもYahoo! JAPANが不適切だと判断した内容
個人や企業に対する投稿が削除の対象になります。自社を困らせている投稿がこれらの禁止事項に該当するか、照らし合わせてみましょう。

Yahoo!知恵袋の投稿を削除する方法

image004

Yahoo!知恵袋の投稿は削除が可能です。ここでは、Yahoo!に削除を依頼する方法や、削除依頼以上に強制力のある方法を紹介します。
法的な手段を用いると確実性の高い削除依頼が可能です。手順や特徴をご紹介しますので、どのように削除依頼を行えば良いのか確認してみてください。

1.違反報告を行う

最も簡単なのが、Yahoo!知恵袋に違反報告を行う方法です。違反報告は以下の手順で行います。
・質問や回答の右下にある丸いアイコンを選択する
・「違反報告」の画面で該当する違反項目にチェックを入れる
・「送信」を押して報告完了
違反報告を行うにはYahoo! JAPAN IDの登録が必要です。Yahoo! JAPAN IDをお持ちでない方は、IDを取得してから違反報告を行いましょう。

2.送信防止措置依頼書を送る

送信防止措置依頼書をYahoo!に送ることで、プロバイダ責任制限法に基づいた対応を求めることができます。権利侵害が明らかな投稿に対しては、この方法が有効です。
必要なものは以下の通りです。
・送信防止措置依頼書
・Yahoo!とやり取りしているメールの画面を印刷したもの(すでにメールでYahoo!と話し合いを進めている場合)
・削除したい投稿を印刷したもの
送信防止措置依頼書は、Yahoo!の「プロバイダ責任制限法に関する申告を行う方へ」というページからダウンロードできます。ヤフー株式会社のプロバイダ責任制限法関連申告受付係に郵送し、手続きを進めましょう。

3.仮処分を元に削除依頼を行う

ここまで紹介した方法で削除依頼が承認されなかった場合、仮処分を用いて強制力のある依頼を行いましょう。仮処分とは、裁判を行うことなく暫定的な処分が得られる手続きのことです。
本格的な裁判を行うよりも手間や時間をかけずに済むのが仮処分のメリットです。インターネット上の誹謗中傷が名誉毀損罪に該当した場合、この仮処分による削除命令を活用できます。
仮処分の流れは以下の通りです。
・裁判所に「仮処分命令申立書」を提出する
・裁判官との審尋(面談)を行う
・投稿者側の審尋により削除の必要性が認められれば仮処分が発令される
仮処分の申し立てには手間がかかるため、弁護士に代行を依頼することがほとんどです。

Yahoo!知恵袋に削除依頼を送る際の注意点

image005

初めて削除依頼を行う方は「削除依頼に注意点はあるのだろうか」ということを知っておく必要があります。削除依頼だけでは対応が十分とはいえない可能性があります。
ここでは、削除依頼を行う前に把握すべき注意点を3つ紹介します。知恵袋の悪質な投稿にお悩みの方は、削除依頼を行う前に本章を確認してみてください。

1.必ず削除されるわけではない

削除依頼は、必ず承認される訳ではありません。削除すべき理由の主張が十分でなかったり、投稿者側の権利を優先したりする場合があるからです。また、Yahoo!から削除依頼の可否や進捗状況について連絡が届くことはありません。
投稿が削除されたかどうかは自社で確認を行い、削除されなかった場合には別の対処法を検討する必要があります。

2.削除依頼で伝えられる情報は少ない

Yahoo!知恵袋からの違反報告では、伝えることができる情報が少ない点に注意が必要です。違反報告では投稿を削除すべき根拠が伝えることができません。
送信防止措置依頼書の送付や仮処分を行わなければ、権利侵害や法律違反を主張できません。

3.問題が再発する

仮に削除依頼が承認されても、悪質な内容が投稿された根本的な原因を解決できていないことから、同様の投稿が繰り返される可能性があります。
自社に関するイメージや、ユーザーの行動傾向を改善しなければ、悪質な投稿が再び書き込まれるでしょう。投稿の削除だけでなく、悪質な投稿をどのように防ぐべきか考える必要があります。

Yahoo!知恵袋に悪質な投稿が行われた際の問題点

image006

Yahoo!知恵袋の悪質な投稿は、迅速な対処が重要です。対応を放置していくことは自社に悪影響をもたらします。
本章では、Yahoo!知恵袋の悪質な投稿による3つの問題点を解説します。紹介するのは、どのような企業にも当てはまることばかりです。問題点を把握し、早期対応の重要性を知っておきましょう。

1.多くのユーザーに閲覧されてしまう

Yahoo!知恵袋の投稿は、多くのユーザーに閲覧される可能性があります。Yahoo!知恵袋の母体となるYahoo!が、およそ9,000万人の月間利用者数を抱えています。Yahoo!の各種サービスにYahoo!知恵袋への導線が設置されているので、他の質問サイトよりも悪質な投稿が閲覧される機会は多いと考えられます。
多くのユーザーが悪質に投稿を閲覧されると、自社に対する誤った印象が広まる原因になります。

2.検索エンジンの検索結果に表示される

Yahoo!知恵袋は、検索エンジンの検索結果で上位表示されます。そのため、他のSNSや掲示板よりも幅広い層に投稿が閲覧されるでしょう。特に母体であるYahoo!検索では、Yahoo!知恵袋が積極的に表示されます。
悪質な投稿や誹謗中傷が頻繁に露出されると、自社の評判や信頼を損なう可能性があります。

3.誹謗中傷が書き込まれやすい

Yahoo!知恵袋の悪質な投稿の影響で、誹謗中傷が書き込まれやすくなります。一部のユーザーは、集団で誹謗中傷を行うことに罪悪感を感じていません。
例えば、「〇〇社の評判を教えてください」という質問に対して、誹謗中傷に該当する投稿が数多く投稿されているとします。すると「他のユーザーと一緒ならば誹謗中傷を行っても問題ない」という集団心理が発生し、誹謗中傷の激化を引き起こすことになってしまいます。
インターネット上で誹謗中傷が多数投稿されると炎上状態となり、解決がより難しくなるでしょう。

Yahoo!知恵袋の投稿者を特定する方法

image007

投稿者を特定できれば、削除依頼のほか、責任を追及することも可能になります。悪質な投稿を行った人物が分かれば、損害賠償の支払いを請求したり、刑事的な懲罰を与えたりできます。
ここでは、Yahoo!知恵袋の投稿者を特定する方法や、投稿者が該当する犯罪を紹介します。削除請求にとどまらず、投稿者への責任追及を検討している方は本章を参考にしてください。

1.特定までの手順

たとえそれが悪質な投稿であったとしても、Yahoo!知恵袋には適切な手続きを踏みさえすれば投稿できます。匿名利用でも問題はありません。匿名の投稿者を特定するまでの手順は以下の通りです。
・Yahoo!に投稿者IPアドレスを開示するよう求める
・IPアドレスを元に、投稿者が使用したプロバイダーを特定する
・プロバイダーに投稿者の詳細を開示するよう求める
開示請求に関しては「プロバイダ責任制限法に関する申告を行う方へ」に詳細が掲載されています。

2.投稿者が該当する犯罪

Yahoo!知恵袋に投稿を行った内容が犯罪に該当する場合、責任を追及できます。悪質な投稿は以下のような犯罪に該当する場合があります。
・名誉毀損罪
・侮辱罪
・信用毀損罪
・脅迫罪
なかでも名誉毀損罪や侮辱罪は親告罪に該当します。親告罪とは、刑事的な責任追及をするにあたって、被害者からの告訴が必要な犯罪のことです。投稿者に懲罰を与えたい場合、まずは告訴状の提出を検討しましょう。

Yahoo!知恵袋への書き込みに困った際の相談先

image008

Yahoo!知恵袋に投稿された悪質な口コミは、多くのユーザーに閲覧されることで自社に悪影響をもたらします。自社でも投稿の削除依頼は可能ですが、確実に対応してもらえるとは限りません。そのため、専門家への相談を検討すると良いでしょう。
本章では、Yahoo!知恵袋の投稿に困った際の相談先を紹介します。専門家へ相談することで対応の幅が広がりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.弁護士

弁護士に依頼すると、法的な根拠をもとに情報開示請求や仮処分の申し立てなど様々な手続きを進められます。
しかし、弁護士に依頼してもYahoo!知恵袋に悪質な投稿が行われるのを防止することはできません。投稿そのものを抑制するには、別の対策方法を検討する必要があります。

2.専門対策業者

専門対策業者は、Yahoo!知恵袋の投稿に関して迅速な対応が可能です。口コミがSNSや匿名掲示板に転載されると対応が複雑化するので、初期段階での対応を重要視しています。
Yahoo!知恵袋の投稿だけでなく、SNSの投稿やネガティブなサジェスト表示の解決まで幅広く手助けしてもらえます。問題の発生や再発を防ぎ、悪質な投稿を沈静化しましょう。

Yahoo!知恵袋の投稿に関する対処を専門対策業者へ依頼するメリット

image009

「Yahoo!知恵袋の悪質な投稿について、弁護士と専門対策業者のどちらに対策を依頼すれば良いのだろうか」と迷っている方がおられるのではないでしょうか。根本的な問題解決を目指すなら、専門対策業者への依頼がおすすめです。
本章では、専門対策業者へ対策を依頼するメリットについて解説します。悪質な投稿にお悩みの方は、専門対策業者の利用を検討してみてください。

1.自社の負担を減らせる

専門対策業者は、Yahoo!知恵袋の悪質な投稿を対策するための業務を代行します。そのため、企業側の負担を減らすことができます。
自社の従業員が時間を割いて対応にあたると、本来の業務が滞るでしょう。自社の負担を極力減らすために、専門対策業者の利用を検討してみてください。

2.逆SEO対策ができる

専門対策業者は、逆SEO対策を行えます。逆SEO対策とは、Yahoo!知恵袋の投稿が検索結果の上位に表示されないよう対策することです。ポジティブな内容のページが表示されるよう工夫し、相対的にYahoo!知恵袋の悪質な投稿を検索結果の上位から排除します。
自社で逆SEO対策を行うと時間や手間がかかるので、専門対策業者に任せるのがおすすめです。

3.原因を追及できる

対策専門業者は、悪質な投稿が行われた原因を追及します。原因を分析、確認した上で適切な対策を行い、問題を素早く解決に導きます。
問題に向き合うことなく表面的な対応を進めると、問題が再発したり他の媒体に飛び火したりする可能性があります。確実に問題を解決するためにも、専門対策業者を利用してみてください。

Yahoo!知恵袋への投稿で悩みの際は「ブランドクラウド」へお任せください

image010

Yahoo!知恵袋への投稿で悩みの際はブランドクラウドへ対応をお任せください。ブランドクラウドは、Google・Yahoo!などの検索エンジンを監視する「風評被害クラウド」を提供しています。
AIの活用で人力では難しい常時監視を可能にしたため、Yahoo!知恵袋の投稿に関する異変を素早く察知できます。
さらに、悪質な投稿によって低下した自社イメージを回復させるため「ブランドリフティング」というサービスも行っています。Yahoo!知恵袋の悪質な投稿や誹謗中傷にお悩みの際はブランドクラウドにご相談ください。

まとめ

image011

Yahoo!知恵袋への違反報告は自社でも行えますが、投稿が確実に削除されるという保証はありません。違反報告で伝えられる内容には限界があるためです。
専門対策業者にご依頼いただければ、様々な対策を提案いたします。根本的な問題解決で被害の再発を防ぎたい方は、専門対策業者のご利用を検討してください。
ブランドクラウドはYahoo!知恵袋を始めとしたインターネット上の問題を解決するため、課題の洗い出しから対応策の実行まで幅広く手助けいたします。悪質な投稿にお悩みの方は、ぜひブランドクラウドへご相談ください。

Follow me!

RECOMMENDおすすめ記事

PAGE TOP