Yahoo!ロコの口コミを削除できる基準とは?削除依頼方法や相談先を紹介
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- 誹謗中傷
「Yahoo!ロコに書かれた悪質な口コミにはどのように対応するべきだろうか」「削除を依頼することは可能だろうか」と困っていらっしゃいませんか。
Yahoo!ロコはあらゆる店舗の情報を掲載したポータルサイトです。来店予約などに繋げることで売り上げを伸ばせます。
しかし、Yahoo!ロコに事実と異なる口コミや誹謗中傷が投稿されると、ユーザーに悪い印象を与えることになり、企業の評判が落ちてしまうでしょう。企業経営に悪影響を及ぼしかねません。
この記事ではYahoo!ロコに投稿された悪質な口コミの削除依頼方法を解説します。相談先も紹介しますので、悪質な口コミによる悪影響でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
Yahoo!ロコへの悪質な口コミによる悪影響
Yahoo!ロコには、ユーザーによる口コミ投稿機能があります。感想を口コミとして自由に投稿し、他のユーザーと共有できる機能です。
「この飲食店のパスタは美味しかった」「ぜひまた利用したい」といったポジティブな口コミは企業の売り上げ増加を手助けしています。しかし嘘の内容や誹謗中傷など、悪質な口コミの投稿も後を断ちません。
本章では悪質な口コミが企業にもたらす悪影響を解説します。悪質な口コミによる問題点を知ることで、早期対応の重要性を確認しましょう。
1.来店予約が減少する
多くのユーザーが、口コミを参考に来店予約を行うべきか決めています。そのため、悪質な口コミの投稿は来店予約が減少する原因になります。
「味が悪かった」「二度と行きたくない」といった口コミが投稿されている飲食店を、積極的に利用したいと思うユーザーがいるのでしょうか。
来店予約の減少は、売り上げに悪影響をもたらすことになります。
2.従業員が精神的なダメージを負う
Yahoo!ロコに投稿された口コミで、従業員が精神的なダメージを負う可能性があります。口コミは企業のみならず従業員個人に向けて書き込まれることもあるのです。
「〇〇という従業員の対応が最悪」といった名指しの口コミは、従業員が精神的なダメージを受ける原因になります。また、従業員の容姿や国籍に関する差別的な口コミが投稿されることもあります。従業員を守るためにも注意が必要です。
精神的なダメージが積み重なると、従業員の働く意欲を低下させてしまったり、その結果、退職してしまったりということも考えられるでしょう。
3.悪評が拡散される
Yahoo!ロコに書き込まれた口コミは、誰でも自由に閲覧やコピーを行える状態にあります。そのため、Yahoo!ロコに書き込まれた悪質な口コミは、プラットフォームの垣根を越えて拡散される恐れがあります。
法律違反や異物混入といった不適切な行為を思わせる口コミは、SNSや匿名掲示板で引用されることが予想されます。たとえ真実ではない口コミであっても内容が誇張されながら拡散され、風評被害に発展する可能性があります。
Yahoo!ロコに書かれた口コミの削除基準
「Yahoo!ロコに書かれた口コミはどのような基準で削除できるのか」を知りたいと思いませんか
Yahoo!ロコの口コミはYahoo! JAPANが示す利用規約に則って削除されます。ここでは、利用規約をもとに口コミの削除基準を解説します。自社を悩ませる悪質な口コミが、削除基準を満たしているか確認してみてください。
1.モラルに反する口コミ
Yahoo!JAPANでは、社会規範や公序良俗といったモラルに反する行為を禁止しています。口コミがモラルに反すると考えられるのは以下の内容に該当している場合です。
・犯罪を思わせる口コミ
・性的表現や下品な言葉など非道徳的な口コミ
・意味をなさないイタズラ目的の口コミ
社会的な常識から逸脱した口コミが該当します。
2.権利侵害に該当する口コミ
Yahoo!JAPANでは他人の権利を侵害することや、迷惑行為を利用規約で禁止しています。
守られるべき人権は、以下の通りです。
・男女の平等
・高齢者や障害者の社会進出
・出身地や属性に関するもの
これらの人権に関する侵害行為は、口コミの投稿でも多く行われています。
3.法律違反に該当する口コミ
Yahoo!JAPANの利用規約で、日本の法律違反にあたる行為が禁止されています。
誹謗中傷などを含む口コミでの法律違反は、次の罪に問えます。
・名誉毀損罪
・侮辱罪
・信用毀損罪
・業務妨害罪
罪を立証できれば、法的な責任を追及できる可能性があります。
Yahoo!に口コミの削除依頼をする方法
Yahoo!が定める利用規約に違反していることが明らかな口コミは、削除依頼で非表示にできます。専用の削除依頼フォームからYahoo!ロコに削除の必要性を伝えましょう。
問題のある口コミを全文表示して「問題のあるクチコミを報告」をクリックすると、削除依頼フォームにアクセスできます。違反項目の中から該当するものを選び「申告内容」に削除を行うべき詳細な理由を記入しましょう。
また、Yahoo!ロコでは外部サイトからコピーされた口コミを掲載していることがあります。この場合、Yahoo!ロコではなく掲載元のサイトに削除を依頼する必要があるので注意しましょう。
口コミを書いた人物は特定可能
「Yahoo!ロコに口コミを投稿した人物を特定する方法はあるのか」知りたくありませんか。削除依頼で対応を終わらせず、さらなる責任追及に進む場合、口コミの投稿者を特定する必要があります。
責任追及のために投稿者を特定することは可能です。ここでは投稿者を特定するまでの流れと、特定後に取るべき行動を解説します。投稿者への責任追及をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
1.投稿者を特定するまでの流れ
口コミの投稿者を特定するまでの簡単な流れは以下の通りです。
1.Yahoo!ロコに投稿者のIPアドレスを開示するよう求める
2.IPアドレスから投稿者が使用したプロバイダーを特定する
3.プロバイダーに発信者開示請求を行う
しかし、これらの手続きには強制力がありません。そのため、Yahoo!ロコがIPアドレスの開示を否認する場合があります。確実に開示請求を行いたかったり、再度IPアドレスの開示を求めたりするなら、発信者情報開示請求の仮処分命令を取得した上で対応しましょう。
また、投稿者が許可しないためにプロバイダーが情報開示を行わないこともあります。しかし、発信者情報開示請求訴訟を起こして認められれば、裁判所による法的拘束力の伴った依頼が可能です。
2.特定後に取るべき対応
Yahoo!ロコに悪質な口コミの投稿者を特定できたら、責任追及に進みましょう。追及できる責任は刑事的責任と民事的責任の2種類です。
刑事的な責任追及では、裁判を行って投稿者に罪を償わせます。懲役刑や罰金刑が主な懲罰です。裁判が不起訴になったとしても、前歴(被疑者として警察からの捜査を受けた履歴)によって投稿者の経歴には傷が付きます。
民事的な責任では、損害賠償の請求が可能です。損害賠償とは、投稿者による悪質な口コミが不法行為として認められ、裁判所が金銭的な補償を求めることです。悪質な口コミよる明確な損害が生じているということになれば、損害賠償が認められます。
Yahoo!ロコに悪質な口コミを書き込まれた際の相談先
Yahoo!ロコに口コミの削除依頼を送っても、法的な根拠が薄かったり、対応の必要性を十分に伝えられなかったりすることもあるため、必ず削除が実行されるとは限りません。
より確実に口コミ被害を解決したいのであれば、専門的な機関へ相談しましょう。本章では、Yahoo!ロコに悪質な口コミが書かれた際の相談先を3つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
1.警察
警察には、被害届と告訴状の提出が可能です。被害届とは、捜査の必要性を警察へ伝えるための書類です。被害届が受理されることで捜査が始まります。先に投稿者の特定が完了していると、捜査は迅速に進むでしょう。
告訴状は「投稿者に懲罰を与えたい」という意思を示すための書類です。誹謗中傷などが該当する一部の罪は、被害者が告訴状を提出しなければ起訴できません。
なお、被害届や告訴状は必ず受理される訳ではないので、警察以外にも相談しましょう。
2.弁護士
弁護士に依頼すると、悪質な口コミの投稿者を特定や法的な主張を伴った削除依頼が可能です。どちらも個人で手続きを進めるのは難しいことなので、法律の専門家に頼るのがおすすめです。
また、特定した投稿者に対して民事裁判で損害賠償の支払いを求めることができます。金銭的な解決を望みたい方は、弁護士への依頼を検討してください。
しかし、弁護士への利用にはまとまった費用が必要な点や時間がかかる点に注意が必要です。
3.専門対策業者
専門対策業者は、悪質な口コミを根本的に解決することが可能です。原因や被害の性質ごとに施策を実行し、ユーザーからの評価を改善します。
また、悪質な書き込みが検索結果の上位に表示されないよう、逆SEOで対策を行います。Yahoo!ロコに送った削除依頼が承認されなかったり、警察の捜査が始まらなかったりしても、専門対策業者であれば状況に合わせた対応が可能です。
専門対策業者は弁護士より安い費用で、迅速な対応を行います。悪質な口コミ被害を本質的に解決したい方は専門対策業者のご利用を検討してみてください。
専門対策業者へ口コミ対応を依頼するメリット
Yahoo!ロコに投稿された悪質な口コミを根本解決したいなら、専門対策業者への依頼がおすすめです。専門対策業者では、口コミによる誹謗中傷や風評被害に関する対策を提供しています。
ここでは、専門対策業者へ対応を依頼するメリットについて解説します。悪質な口コミを解決するための相談先でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.対応を一任できる
専門対策業者は、悪質な口コミを解決するために必要な対応を全て代行いたします。被害のヒアリングや情報共有以外で、時間が取られることはほとんどありません。
自社で悪質な口コミの対応を行うと本業に支障をきたしたり、従業員に負担が倍増したりします。専門対策業者へ対応を一任して、自社にかかる負担を減らしましょう。
2.口コミを早期発見できる
専門対策業者は、インターネット上をAIで監視しているので、悪質な口コミの発生を早期に発見できます。
悪質な口コミが他のWebサイトに転載されれば、風評被害の原因になります。一度拡散された悪評を完全に沈静化させるのは難しいでしょう。そのため、匿名掲示板やSNSで口コミが拡散される前に、対応を始める必要があります。
自社で常にYahoo!ロコを監視するのは現実的な対処とは言えません。24時間Yahoo!ロコを監視というのは人員や時間がいくらあっても足りません。専門対策業者へ依頼して自社の手間を減らし、被害が拡大する前に悪質な口コミを見つけましょう。
3.口コミが書き込まれた原因を追及できる
専門対策業者は、悪質な口コミが投稿された原因を追及します。原因を知り、適切な対処を行わなければ被害は繰り返されます。悪質な口コミが投稿される度に時間や費用を捻出するのは難しいでしょう。
専門対策業者なら原因にあわせた対応を行うので、悪質な口コミが再発するリスクを下げることができます。
悪質な口コミにお悩みの際は「ブランドクラウド」へお任せください
Yahoo!ロコに投稿される悪質な口コミにお悩みの際は、「ブランドクラウド」に対応をお任せください。「ブランドクラウド」は、AIを用いたインターネット監視システムである「風評被害クラウド」を提供しています。
検索エンジンの分析は従来、人の手で行うことが主流でした。しかし、人力での監視には限界がある上、ヒューマンエラーの発生を完全には防げません。「風評被害クラウド」で導入しているAI監視では人力監視による弱点を克服し、精度の高い動向予測や問題の早期発見を可能にしています。
悪質な口コミや誹謗中傷でお悩みの方は、ぜひ「ブランドクラウド」にご相談ください。
まとめ
Yahoo!ロコの口コミはユーザーに悪い印象を与え、来店予約や売り上げを減少させてしまう原因になります。被害が拡大しないうちに素早く対処を行い、企業イメージを守りましょう。
Yahoo!ロコ内で口コミの削除依頼を行うことによって、悪質な口コミを非表示化できる可能性があります。しかし、確実に口コミを削除できるという保証はないため、削除依頼以外の対応方法も検討する必要があります。
悪質な口コミを根本から解決し、再発を防ぐには、専門対策業者へ対応を依頼することがおすすめです。
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