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Googleの検索アルゴリズムを決定する要因とは?仕様変更やアップデートへの対策を解説

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2023.10.26
  • 検索結果対策

Google検索の仕組みを理解するにはGoogle検索アルゴリズムを理解することが重要です。

Googleアルゴリズムは検索順位を決定するための仕組みで、年に数回アップデートや仕様変更が行われます。

この記事では、Googleの検索アルゴリズムや仕様変更・アップデートについて紹介。

Googleアルゴリズムのロジックを決定する要因と評価基準、基本的なSEOテクニックなどを解説していきます。

Google検索で使われているアルゴリズムとは?

google アルゴリズム まとめ

アルゴリズムという言葉を聴いたことがありますか?

自然科学やコンピューターで用いられる概念ですが、抽象的な概念なので本当の意味を知らないという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、アルゴリズムの定義やGoogle検索においてアルゴリズムがどのように使われているかを見ていきましょう。

アルゴリズムとは?

アルゴリズム(algorithm)とは計算や問題解決のために行う手順を指します。

自然科学や数学へ主に使用されている概念ですが、コンピューターにおいてもアルゴリズムの捉え方は重要です

Googleが使用している検索ロボットにもアルゴリズムが用いられており、様々な要因から検索結果が自動生成されるのです。

アルゴリズムとは、計算や問題解決の手順のこと。定められた手続に従って計算していけばいつかは答えが得られ、それが正解であることが保証されている手続である。最大公約数を求めるユークリッドの互除法などがその例。

引用:コトバンク

アルゴリズムとは、コンピューターが効率的に問題を解いたり、課題を解決したりするための処理手順。◇アルゴリズムをプログラミング言語を用いて具体的に記述したものがプログラム。

引用:コトバンク

検索順位を決定するGoogleのアルゴリズム

Googleの検索アルゴリズムは主に検索順位を決定する際に利用されます。

検索順位はさまざまな要因とシグナルによって決定されるものです。

例えば、検索食えりの単語、ページの関係性や有用性、ソースの専門性などが挙げられます。

すなわち、Googleの検索エンジンを理解するためにはGoogleの検索アルゴリズムを理解することが必要ということです。

なお、Yahoo!の検索エンジンはGoogleと同様のものを使っているため、Googleの検索アルゴリズムを理解することはYahoo!の検索アルゴリズムを理解することにも繋がります。

検索結果における重要な要因
最も有用な情報を表示するため、検索アルゴリズムはさまざまな要因とシグナル(検索クエリの単語、ページの関連性や有用性、ソースの専門性、ユーザーの位置情報や設定など)を検討します。各要因に適用される重み付けはクエリの性質によって異なります。たとえば、最新のニューストピックに関するクエリに回答する場合は、言葉の定義に関するクエリに回答する場合よりも、コンテンツの鮮度が大きな役割を果たします。

引用:検索の仕組み|Google Search

Googleアルゴリズムのアップデートや仕様変更

google アルゴリズム まとめ

ここからは、Google検索で使用されているアルゴリズムの具体的な内容について見ていきましょう。

Googleアルゴリズムは一般には公開されていないのですが、年に数度「コアアップデート」と呼ばれる仕様変更が行われます。

コアアップデートによって検索順位が大きく変わることがあるので、Webページを運営されている方はコアアップデートの情報をチェックしておきましょう。

Googleコアアップデート

アルゴリズムのアップデートのことをコアアップデートと呼びます。

Googleのコアアップデートは事前にアップデートが告知され、年に数回ほどの頻度で実行されます。

コアアップデートによってGoogle検索ロボットの仕様が変更されるため、SEOなど検索順位に大きな影響を与えるものです。

アルゴリズムは公開されている?

Googleアルゴリズムの詳細な内容は非公開です。

検索順位を決定する要因は複数のものから構成されていますが、詳細なプログラムの内容については公開されていません。

コアアップデートの情報はどこで入手できる?

コアアップデートの情報はGoogleの公式Twitterなどで公開されています。

2022年5月ではGoogle検索の公式アカウントより事前にアップデートの情報がリリースされました。

主なアップデートの履歴

Googleアルゴリズムはこれまで何度もアップデートされてきましたが、ここでは「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」と呼ばれるアルゴリズムのアップデートを紹介します。

これらのアップデートは従来のアルゴリズムの欠陥を修正し、ユーザーが快適に利用できるための仕様変更です。

ちなみに、パンダアップデートとペンギンアップデートに関する名前の由来は諸説ありますが、「白黒はっきりさせる」という意味合いである、という説が有力です。

パンダアップデート

パンダアップデートは2011年に英語圏で導入され、日本では2012年より導入されたGoogleのコアアップデートです。

パンダアップデートの内容はユーザーにとって役に立たない低品質のサイトの検索順位を低下させ、代わりに調査・研究結果や思慮深い分析など価値のあるオリジナルコンテンツの検索順位を上昇させるものです。

ここでいう低品質のサイトとは、オリジナル性の低いコンテンツ、自動コピーしたコンテンツ、信憑性の少ないコンテンツを指します。

パンダアップデートが導入された背景として、ユーザーにとっての価値の薄い自動生成されたコンテンツが検索順位に溢れたことが原因という見方があります。

ペンギンアップデート

ペンギンアップデートは2012年に英語圏で導入されたアップデートです。

Googleのガイドラインに抵触して悪意をもって検索順位を上昇させようとしたサイトを除外するためのアルゴリズムです。

ここでいう悪意とは、スパム行為を利用して不正にユーザーの利便性を損なうような動きを指します。

例えば、従来のアルゴリズムでは他サイトからの被リンクが多いほど検索順位が上位に表示されていました。

この仕様を悪用して、故意に被リンクを集める行為はペンギンアップデートにおけるアルゴリズムでは評価しません。

ただし、意図せず不正な被リンクを集めたものが知らず知らずのうちに違反行為としてペナルティを受けている場合があります。

Google Search ConsoleなどのWebマスターツールで警告が表示されるので、小まめに確認しておきましょう。

Googleアルゴリズムのロジックを決定する要因と評価基準

google アルゴリズム まとめ

Googleの検索アルゴリズムはいくつかの要因によって検索順位を決定します。

具体的な決定要因としては以下が挙げられます。

これらの要素を組み合わせて検索順位を瞬時に計算しているのです。

  • 検索クエリの意味
  • コンテンツの関連性
  • ウェブサイトのユーザビリティ

検索クエリの意味

検索クエリとはユーザーが検索エンジン上で入力したキーワードや文章のことです。

クエリ(query)は「問い合わせる」といった意味を持つ言葉なのですが、検索クエリでも検索エンジンに問い合わせるような言葉を組み合わせます。

単なるキーワードの羅列ではなく、実際にユーザーを主語としてアクションを起こす場合のワードが組み合わさります。

例えば、「SEO 順位 上げる には」といったように具体的な行動・アクションを想定したものが検索クエリです。

コンテンツの関連性

Googleの検索アルゴリズムは検索されたキーワードと検索結果について関連性があるかを分析します。

具体的な判別方法としては、指定のキーワードがタイトルや見出しタグに含まれていることなど。

関連性があるかどうかは定量的なデータに基づき、主観的な判断では判別されません。

ウェブサイトのユーザビリティ

検索アルゴリズムにおいてはウェブサイトのユーザビリティも考慮されます。

ユーザビリティとはユーザーにとって快適に使用できるかどうかということ。

後述するページエクスペリエンスに優れたページ、モバイルフレンドリーであることなどがユーザビリティの判断材料とされます。

Googleアルゴリズムの主な種類

google アルゴリズム まとめ

Googleアルゴリズムにはどのようなものがあるでしょうか?

Google検索はユーザーにとって快適な検索結果を生成するため、様々な要素を考慮します。

ここでは、SEOの観点で重要視されるアルゴリズムの例について紹介していきます。

モバイルファーストインデックス(MFI)

モバイルファーストインデックス(MFI:Mobile First Index)とはモバイル版のWebページを優先させる仕組みです。

MFIが導入される前はPCでWebブラウザのページに関する情報を集めていましたが、MFIの導入によってモバイルページに関する情報が収集されるようになりました

MFIが導入された背景には、スマートフォンの普及によるモバイル環境での表示が背景にあります。これにより、モバイル版での表示方法(モバイルフレンドリー)が重視されるようになりました。

SEOに与える影響としては、モバイル端末で大きく表示が崩れてしまうサイトの検索順位に影響を与える可能性があります。

モバイルフレンドリーとMFI

モバイルフレンドリーとは、スマートフォンなどのモバイル端末で表示されるページがモバイル環境に対応していることを指します。

モバイルフレンドリーに優れたWebページは検索順位を引き上げる要因もなるため、モバイル端末で正しく表示されていることはSEO対策に必須といえるでしょう。

モバイル環境で正しく表示されているかを確認するためには、Google Search Consoleなどのツールがおすすめです。

ツールを利用してモバイル端末で正しく表示されることをチェックし、検索順位の引き上げを狙いましょう。

ページエクスペリエンス

ページエクスペリエンスとはWebページのユーザー体験を意味するものです。コンテンツ以外のユーザー価値を表します。

ページエクスペリエンスの例としてはページの読み込みパフォーマンス、視覚的安定性、モバイルフレンドリーなどが含まれます。

直接的にページエクスペリエンスが検索順位に影響するわけではありませんが、同じレベルのコンテンツであればページエクスペリエンスが高いコンテンツほど上位に表示される仕組みです。

ページ エクスペリエンスとは、ユーザーがモバイルまたはデスクトップ デバイスでウェブページで操作を行った際の、情報そのものの価値以外に関するエクスペリエンスの尺度となるシグナルのセットです。これには、ウェブに関する主な指標(ページの読み込みパフォーマンス、インタラクティブ性、視覚的安定性に関する実際のユーザー エクスペリエンスを測定する指標のセット)が含まれます。また、モバイル フレンドリー、HTTPS、煩わしいインタースティシャルに関するガイドラインといった既存の検索シグナルも、これに含まれます。

引用:ページ エクスペリエンスの Google 検索結果への影響について|Google

Query Deserves Freshness(QDF)

Query Deserves Freshness(QDF)とは検索キーワードに対してどんな検索結果を返すか決定する際の検索アルゴリズムです。

「Freshness(新鮮さ)」とあるように、QDFでは新鮮さを重視する考え方です。トレンドに上がっているキーワードを検索する場合は、キーワードの新鮮さを加味した検索結果を表示します。

例えば、スポーツ選手の活躍がトレンドにあがると該当のスポーツ選手は新鮮さが求められるキーワードであると認識され、ニュース記事などが検索結果として表示されるのです。

QDFに基づく検索結果は一時的なものもあれば、永続的に続くものもあります。

Query Deserves Diversity(QDD)

Query Deserves Diversity(QDD)とは多様性のある検索結果を示すための検索アルゴリズムです。

「Diversity(多様性)」とあるように、QODでは多様な内容を含むコンテンツを表示させます。

1つの検索について表示内容を画一的なものとせず、多様なジャンルが混在した検索結果を表示させることが目的です。

例えば、「SEO」というキーワードを検索するとSEOの定義からSEOの仕組み、SEOのノウハウと多様な検索結果が表示されます。

QODのアルゴリズムはGoogleが公式に発表しているものではありませんが、検索結果を鑑みても実際にQODによる検索結果の多様性は実現しているのです。

Google検索順位を上げるための基本的なSEOテクニック

google アルゴリズム まとめ

Googleアルゴリズムの仕組みや使用例についていくつか紹介していきました。

ここからは、実際にGoogleの検索アルゴリズムを意識したSEO対策のノウハウを紹介します。

SEO(search engine optimization)はGoogleの検索順位を向上させるための施策です。

ここまでに紹介したGoogleの検索アルゴリズムを踏まえて、どのような対策が有効かを見ていきましょう。

<サイトをGoogle検索に表示される基本的な確認事項>
・所有するウェブサイトが Google に表示されているか?
・ユーザーに質の高いコンテンツを提供しているか?
・所有するローカル ビジネスが Google に表示されているか?
・ウェブサイトのコンテンツにどのデバイスからでも速く簡単にアクセスできるか?
・所有するウェブサイトは安全か?
(参考:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド)

Googleのロボットに情報を伝える

Googleの検索ロボット(クローラー)を意識したファイルを設置することで、クローラーにWebページの情報を与えることが可能です。

具体的には、「robots.txt」というファイルを利用してGoogleのロボットにWebページの情報を伝えます。

robots.txtに必要な情報を書き込むことでインデックスさせたいページを効率的にクロールしてもらいます。

記述したrobots.txtはドメインのルートディレクトリ(ドメインにおいて最上位の階層)に配置するものです。

例えば、「www.example.com」というサイトであれば、ルートディレクトに配置したrobots.txt ファイルの URL は「www.example.com/robots.txt」になります。

SEOとロボット

robots.txtにはクローラーの巡回を禁止する構文を記述し、Googleの検索ロボットに対してクロールを制御します。

サイト内のクロールさせたいページにロボットを誘導できるので、スピーディーにSEO評価を高められるのです。

robots.txtの記述例

以下はGoogleで定められているrobot.txtの記述ルールです。

robots.txtはファイル名を必ず「robots.txt」にする必要がありますが、テキストエディタの選択は自由です。

ファイルを保存する際にダイアログで文字コードの選択を求められたら、必ず UTF-8 エンコードを指定してください。

robots.txt は、Robots Exclusion Standard に準拠した書式なしテキスト ファイルです。 robots.txt ファイルは、1 つまたは複数のルールで構成されます。各ルールは、特定のクローラに対して、対象ウェブサイト内の特定のファイルパスへのアクセスをブロックまたは許可します。robots.txt ファイルで特に指定しない限り、ファイルはすべて暗黙的にクロールが許可されます。

引用:robots.txt ファイルを作成する|Google

Googleが公開しているrobots.txtの記述の例として、以下が挙げられます。

ここでいうSitemapのURLはドメイン名によって異なります。

User-agent: Googlebot
Disallow: /nogooglebot/
User-agent: *
Allow: /
Sitemap: http://www.example.com/sitemap.xml

メタディスクリプションタグを使用する

メタディスクリプション(meta description)タグとはページの内容を検索ユーザーに伝えるためのHTMLタグです。

サイト運営者はメタディスクリプションの中にWebページの説明文を記述することで、検索ロボットおよび検索ユーザーにWebページの内容を伝えます。

メタ ディスクリプション タグのメリット

メタディスクリプションタグは、Google 検索結果でページのスニペットとして使用される可能性があるため重要です。「可能性がある」と述べたのは、ページに表示されるテキストの関連部分がユーザーのクエリと合致する場合は、その部分が使用されることがあるからです。Google がスニペットとして使用するのに適したテキストを検出できない場合に備えて、各ページにメタ ディスクリプション タグを追加することを常におすすめします。

引用:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

スニペットの有無でクリック率が上がる?

メタディスクリプション内に記述された情報は検索ページ上に表示され、これをスニペット(snippet)と呼びます。

メタディスクリプションの有無自体はSEOに直接的な効果がないものの、スニペットの内容によってユーザーがクリックしてくれる可能性が変わるものです。

スニペットの存在はユーザーがそのページの情報を読むかどうかを判断する重要な資料となりえるのです。

スニペットに記述がまったくないページはユーザーはクリックしない傾向にあるため、なるべくメタディスクリプションにページ内容を記述するようにしましょう。

見出しタグ(hタグ)を使用する

見出しタグ、あるいはhタグはその名の通りWebページの見出しを構成するタグです。

hタグは目次のようなもので、見出しを設置することによって検索ロボットおよびユーザーにページの内容を簡潔に伝えられます。

見出しタグ(hタグ)は以下のように記述します。h1タグは基本的に1ページにつき1回のみ記述されるものです。

<h1>見出し1:ページのタイトル。1ページ内に1回のみ使える。</h1>
<h2>見出し2:大見出し。ページ内で伝えたい主題。</h2>
<h3>見出し3:中見出し。見出し2を補足する情報。</h3>
<h4>見出し4:小見出し。見出し3を補足する情報。</h4>

パンくずリストを利用する

パンくずリストとはWebページを訪れたユーザーが今どこにいるかを視覚的に表した情報です。

パンくずリストは以下<パンくずリストの例>のように、TOPページから階層ごとにページ情報を視覚的に示したものとなっています。

パンくずリストを設置することによってユーザーがどの位置にある情報を参照しているか分かるため、ユーザビリティが上昇します。また、検索ロボットに対してもクローラーがサイト構造を分かりやすくなるという効果があるため、SEO対策としても効果的です。

<パンくずリストの例>
TOPページ > 大ジャンル > 中ジャンル > 今いるページ

ちなみに、パンくずリストの由来は童話『ヘンゼルとグレーテル』において、パンくずを落として辿ってきた道を痕跡に残して迷子にならないようにしたことが由来とされています。

Google検索に関するガイドライン

google アルゴリズム まとめ

GoogleではWebマスター向けに検索品質に関するガイドラインを定めています。

こういったガイドラインは優れたコンテンツ、すなわち検索順位が上がるためのコンテンツに必要な条件を定義したものです。

検索品質ガイドライン

Googleではウェブマスター向けに検索ガイドラインを設けています。

検索順位を決定するための方法が客観的に明らかであるようにガイドラインが使われます。

SEOを効率的に行うためには、こういったガイドラインの目的や手段を正しく理解する必要があるのです。

一般的なガイドライン

一般的な検索ガイドラインとしては、以下の3項目が挙げられます。

  • Google がページを検出できるよう手助けする
  • Google がページを理解できるよう手助けする
  • 訪問者がページを利用しやすいよう手助けする

検索で上位に表示されるためには、Googleの検索ロボットに検出・理解してもらうための技術や訪問者がページを利用しやすいための配慮が必要です。

Google検索で表示されるためには、検索ロボットとユーザー双方に理解しやすいページ作りを目指しましょう。

品質に関するガイドライン

Googleでは以下の通り、品質に関するガイドラインを定めています。

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
  • ユーザーをだますようなことをしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。
  • 独自性を持ったコンテンツを作成し、同分野の他のサイトとの差別化を図る。

参考:品質に関するガイドライン|Google検索セントラル

これらのガイドラインはGoogle検索を利用するユーザーが快適に検索システムを利用できるように配慮されたものです。

意図的に掲載順位をあげるための不正行為をせず、独自性を持ったコンテンツでユーザーに価値を提供しようという趣旨となっています。

禁止されていること

Googleのガイドラインでは以下の手法を用いることを禁止しています。

  • 検索ランキングを操作することを目的としている自動生成コンテンツ
  • オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
  • クローキング(検索エンジンと人間のユーザーに対して異なるコンテンツを表示させる行為)
  • 無断複製されたコンテンツ
  • 十分な付加価値のないアフィリエイトサイト
  • ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
  • フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
  • Google への自動化されたクエリの送信 など

これらの禁止されている手法に共通していることは、先に挙げた品質に関するガイドラインに抵触するものです。

ユーザーにとって価値のないコンテンツ、あるいは検索ロボットを欺くようなコンテンツを生成することはガイドラインに抵触し、ペナルティを受ける場合があります。

ユーザーの利便性を意識する

Google検索では良いコンテンツを作成するために<E-A-T>という考え方が用いられます。

<E-A-T>とは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を組み合わせたものです。

すなわち、検索ジャンルについて専門性があり、Webページの管理者・発言者に権威があり、情報ソースとして信頼できるかどうかが重要です。

良質なコンテンツを生成するためには、<E-A-T>の要件を満たしていることを意識しましょう。

Google検索における<E-A-T>
Google検索において価値の高いコンテンツとは、以下3つの要件を満たしたコンテンツであるとされています。
E: Expertise(専門性)
A: Authoritativeness(権威性)
T: Trustworthiness(信頼性)
すなわち、専門性が高く、権威性があること、信頼できるコンテンツがGoogle検索で上位に表示されます。

Googleのアルゴリズムを理解しよう

google アルゴリズム まとめ

Google検索で使用されているアルゴリズムについて見ていきました。

十分なSEO対策を実施するためには、Googleアルゴリズムの仕組みを理解することが必要不可欠です。

Googleアルゴリズムのコアアップデートは年に数度行われるもので、Googleの公式Twitterなどで情報を確認できます。

コアアップデートはSEO順位に影響を及ぼす影響があるため、Search Consoleなどのツールで検索順位を確認しましょう。

GoogleではWebマスター向けにWebコンテンツを作成するためのガイドラインが定められています。

SEOによって検索順位を上げるためにはテクニック的なことをはじめ、ユーザーにとって価値のあるページ作りが重要です。

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