ブランディングを学ぶ本・書籍おすすめ10選!正しいブランディングの教科書で学ぼう
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ブランディングは企業経営にとって重要な考え方です。
成功した他社のブランディングを参考にすることで、自社にとっても有益となる情報が見つかります。
この記事では、ブランディングを学ぶため教科書として使えるおすすめの本・書籍10選を紹介。Amazonで評判の良い書籍を見ていきましょう。
合わせて、正しいマーケティングの活用法やマーケティングの種類について解説します。
ブランディングのノウハウを学ぶことで、マーケティングや経営についての理解が近づくでしょう。
ブランディングを本で学ぶ
ブランディングは抽象的な概念で捉えづらい考え方です。
ブランディングは視点によって多様な考え方があります。まずは、ブランディングの定義について簡単に確認していきましょう。
ブランディングの定義とは?
ブランディングはブランドマネジメントとも呼ばれ、ブランドの価値を高めて顧客へアプローチしていく考え方です。
ブランディングの手順としては、ブランドそのものを定義(ブランドアイデンティティ)し、市場分析によって自社ブランドの価値を見直します。
また、顧客に対してのアプローチを行い、顧客にとってのブランド価値を高めることが重要です。
ブランディングの種類
ブランディングは観点によって意味が変わってきます。
ここでは、「商品・サービスブランディングと企業ブランディング」という観点および「BtoBブランディングとBtoCブランディング」という観点で見ていきましょう。
内容 | 特徴 |
---|---|
商品・サービスブランディング | 商品・サービスのブランディング |
企業ブランディング | 企業そのものをブランディング |
BtoBブランディング | 企業・法人向けのブランディング |
BtoCブランディング | 一般個人向けのブランディング |
商品・サービスブランディングと企業ブランディング
ブランディングの価値を「商品・サービス」に主軸を置くか、「企業」に主軸を置くかでブランディングの手法は変わります。
商品・サービスに主軸を置いた商品・サービスブランディングでは商品・サービスのブランド価値を高める施策です。
顧客にとってのブランドアイデンティティを主張し、共感を生み出すことでブランディングを行います。
一方、企業ブランドはコーポレートブランディングとも呼ばれ、企業そのものにブランド価値を見出す施策です。
「この企業が作る商品なら大丈夫!」と思ってもらえるようなファンを獲得することで、ブランド価値を高めます。
BtoBブランディングとBtoCブランディング
BtoBブランディングとBtoCブランディングではサービス対象が企業(法人)であるか一般消費者(個人)であるかで主眼が異なります。
BtoBブランディングは企業が営業の対象になります。商売相手は一般個人ではなく企業組織の意思決定が必要となるため、社会的信用のもてるブランドであるかが重要です。
一方、BtoCブランディングは一般個人が営業の対象です。個人の顧客は衝動買いをすることもあるため、幅広い顧客層に認知されるブランディングが重要です。
ブランディングを学ぶ本・書籍おすすめ10選!
ここからは、ブランディングを学ぶためにおすすめの本・書籍を紹介していきます。
Amazonのレビューや書評をもとに、ブランディングを学習内容を見ていきましょう。
- 『ブランディングの教科書』
- 『ブランディングの基本』
- 『「変える」は会社の毎日のお仕事』
- 『ブランディング22の法則』
- 『デジタル時代の基礎知識『ブランディング』
- 『ブランディングの科学 誰も知らないマーケテイングの法則11』
- 『デジタル時代に知名度ゼロから成功する! ブランディング見るだけノート』
- 『ザ・インターナルブランディング』
- 『ブランディング 7つの原則』
- 『ブランディングデザインの教科書』
『ブランディングの教科書』
Amazon:『ブランディングの教科書』
ブランディングというものは非常に抽象的な概念で、捉えづらいものです。
Kindle【広告宣伝】【消費者主義】カテゴリで ベストセラー1位を獲得した本書は外資系コンサルティング&広告会社で培った「生の知見」と「体系的な解説」をもとに、捉えづらい概念であるブランディングを学べます。
残念ながら「ブランディング」は抽象的な概念であるため、本質を理解しないまま実行に移そうとすると、的を射ない小手先の手法を延々と繰り出すことになりがちです。結果、やみくもに予算を消化したまま、成果が出ない事態に陥ってしまう。 このような事態を1件でも減らしたい。そう考えたのが本書を執筆した理由です。
本書は、外資系コンサルティングファームと広告会社で培った「生の知見」をふんだんに盛り込みつつ、つい「感覚論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍です。
Amazonより
『ブランディングの基本』
Amazon:『ブランディングの基本』
『ブランディングの基本』ではSNSが主流になった現代において顧客との信頼性を築くための方法を学べます。
実例をもとにブランディングを学べる実用書として、現場でも利用できる一冊です。
本書では、ブランドの意味、マーケティングやプロモーションとの違いなどの基本から、SNSの効果、ブランド・ストーリーのつくり方、顧客との絆の築き方、ブランディング業務の進め方などまでを解説。実例も豊富なので、広報・PR担当者、コンサルタントの実務にも役立つ実用書として、幅広くおすすめできる一冊です。
Amazonより
『「変える」は会社の毎日のお仕事』
Amazon:『「変える」は会社の毎日のお仕事 成功し続ける企業のリブランディング戦略』
『「変える」は会社の毎日のお仕事』はリブランディングに主眼を置いたブランディングの教科書です。
リブランディングとは「ブランド再生」とも呼ばれるように、ブランドを時代と市場に合わせて再構築・再定義した考え方です。
リブランディングの成功事例を踏まえながら、リブランディングについて考察します。
成功する企業は、消費者に「最近あの会社、いい感じ」「今までと変わった?」と思わせるイメージ戦略を成功させている! その戦略とは、企業のブランドイメージを時代と市場に合わせて再構築・再定義する〝リブランディング戦略〟にある。ソニー、トヨタ、ローソン、中川政七商店、アウディなど国内外の様々な企業の実例を、多数のヒット作を放つ村尾隆介氏と、注目のコンサルタント・森川 綵氏が紹介。
Amazonより
『ブランディング22の法則』
Amazon:『ブランディング22の法則』
『ブランディング22の法則』はブランディングを活用して企業収益を上げるためのノウハウを解説しています。
著者たちは前著『フォーカス―あなたの会社の未来はフォーカスにかかっている』の中で、企業が収益性を高め、よりパワフルになるためにどのように自らをフォーカス(焦点を絞る)すればいいか、その方法を記述した。本書はそうしたフォーカスのコンセプトをマーケティング・プロセスそのものに適用したものである。マーケティング・プロセスの最も重要な目標、広範囲に及ぶマーケティング機能を結合させる接着剤は、ブランディング(ブランド構築)のプロセスである。
Amazonより
『デジタル時代の基礎知識『ブランディング』』
Amazon:『デジタル時代の基礎知識『ブランディング』 「顧客体験」で差がつく時代の新しいルール』
『デジタル時代の基礎知識『ブランディング』』はブランドとは何かという定義から現場で使えるブランディングの知識を紹介。
●「ブランドとは何か?」からやさしく解説
●どんな会社のマーケティング担当者でも役立つ内容
●ブランド戦略におけるPDCAの実務もバッチリ
●デジタル活用を踏まえた最新のブランド戦略がわかる
●新時代のキーワードである「顧客体験」をカバー
【ブランドを初歩からやさしく解説】
「ブランドとは?」「ブランド戦略とは?」「強いブランドを持つ利点は?」
……本書は、こういった素朴な疑問から丁寧に解説しますので初学者や学び直しをしたい人にぴったりの内容です。
Amazonより
『ブランディングの科学 誰も知らないマーケテイングの法則11』
Amazon:『ブランディングの科学 誰も知らないマーケテイングの法則11』
『ブランディングの科学 誰も知らないマーケテイングの法則11』は南オーストラリア大の教授・シャープ,バイロンがが監修したブランディングの教科書です。
従来のマーケティングに異論を唱えた著者は、まったく新しいブランディングの考え方を同著で発表しています。
南オーストラリア大学の教授であり、同大学のアレンバーグ・バス研究所のマーケティングサイエンスディレクターでもある。これまでに100本を超える学術論文を発表し、ジャーナル5誌の編集委員も務めている。近年は広告の法則をテーマにしてジェリー・ウインド教授とウォートンビジネススクールで会議を共同開催し、またJournal of Advertising Research誌の2009年度特別号を編集している。
かのP&Gに影響を与えたマーケティングの名著が遂に発売。コトラーなどのマーケティング主流派に異論を唱え、新しい視点からマーケティングやブランドの育成方法を提案する。コトラーを超える最新マーケティングの神髄。
Amazonより
『デジタル時代に知名度ゼロから成功する! ブランディング見るだけノート』
Amazon:『デジタル時代に知名度ゼロから成功する! ブランディング見るだけノート』
『デジタル時代に知名度ゼロから成功する! ブランディング見るだけノート』はブランディングを通じてマーケティングを学ぶブランディングの教科書です。
オンライン時代に必須のブランディングノウハウを図解つきで学べます。
ブランディング、またはブランドマネジメントとは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略のことです。 ターゲット市場におけるブランドの現状認識の分析から始まり、ブランドがどのように認識されるべきか計画し、計画どおりに認識されるようにすることが目的です。ブランディングに成功すると、広告費をかけなくとも顧客のほうから企業や商品を選ぶようになります。リピート率が向上し、クチコミで自動的に売り伸ばしを図れるという効果もあります。いわゆるロイヤルカスタマー(≒ファン、忠誠心の高い顧客)を育てる手法です。本書では、オンライン時代に必須のブランディングノウハウがイラストでサクッとわかります。
Amazonより
『ザ・インターナルブランディング』
Amazon:『ザ・インターナルブランディング』
『ザ・インターナルブランディング』はインターナルブランディングによる企業変革を小説仕立てで解説した書籍です。
インターナルブランディングとは自社の企業理念やブランド価値を従業員に伝えることでブランド価値を浸透させる活動です。
登場人物では様々な理論や事例を織り交ぜながら企業ブランディングの成功事例を追求。インターナルブランディングの考え方が身に着きます。
インターナルブランディングによる企業変革を小説仕立てで解説。登場人物にはさまざまな理論や事例を語らせながら、組織変革に関わる人々の感情の変化を描き、プロセスを追体験、成功イメージを形成させます。読書を楽しみながら、インターナルブランディングの考え方が身につきます。
Amazonより
『ブランディング 7つの原則』
Amazon:『ブランディング 7つの原則』
ブランディングはビジネスの成長を促す原動力です。
最先端のブランディングについてリアルなノウハウを交えながら解説します。
ブランディングこそがビジネスの成長をドライブする。世界最大のブランディング会社Interbrandが最先端ブランディングのリアルノウハウを解き明かす。
●海外企業の大規模なM&A、国内市場縮小による企業再編、東京オリパラや外国人観光客の増大など、日本を取り巻く環境変化は、企業や自治体のブランド化=ブランディングを強力に推し進める要因になっている。
●しかし、ものづくりへのこだわりからか、ブランドマネジメントの弱い企業が多く、欧米どころか中韓企業にも後れを取っている。
●本書は、グローバル経営時代に必須のブランディング方法を最先端の事例とともに解説するもの。
●IT関連、金融機関、教育機関、テレビ局、食品、ゲームメーカーなど多彩な業態のケーススタディを掲載。また、著者が発表している「グローバルブランドTOP100」「日本のグローバルブランドTOP40」などランキングデータも多数収録。
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『ブランディングデザインの教科書』
Amazon:『ブランディングデザインの教科書』
『ブランディングデザインの教科書』はブランディングデザイナーの西澤明洋氏がデザインを主軸にブランディングの解説を行います。
デザインを使う側、デザインをする側の双方視点でブランディングデザインを学べる書籍です。
ブランディング成功の秘訣とは──。
これからブランディングをはじめたい経営者やプランナー、ブランド全体をデザインしてみたいというデザイナーや学生の方に向け、100以上のブランド開発実績を持つブランディングデザイナー西澤明洋が「ブランディング」と「デザイン」の方法を徹底解説。
“良い”だけでは売れない時代の企業経営に役立つ「ブランディングデザイン」について、デザインを使う側とする側、双方の視点を身につけ、ビジネスや経営に効くブランディングデザインの基礎知識が学べます。
Amazonより
ブランディングで企業経営をサポートする
ブランディングを学べる本・書籍10選を紹介しました。
ブランディングは抽象的かつ生きた概念で、捉えづらいものです。そのため、ブランディングの書籍を通じて実例やノウハウを学ぶことが重要です。
ブランディングを学んでビジネスの現場で役立ててください!
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