【2022年最新版】YouTuberの炎上事例を詳しく紹介|炎上が拡散する背景についても解説
enjo
- 炎上対策
YouTuberの影響力が大きくなるにつれて炎上する事例が多発していることを知っていますか?
この記事では「2022年のYouTuber炎上事例」について解説していきます。結論、YouTuberは発ちょっとしたことで炎上することもあるので対策が重要です。
炎上を検討する際、わかりづらい「2022年のYouTuberの炎上事例」を調査した結果をまとめたので、ぜひ見ていただければと思います。
その他にも「炎上の背景」の説明や、「炎上させる人間の心理」について説明していきたいと思いますので、ぜひこの記事を読んで2022年のYouTuberの炎上について知っていただければ幸いです。
また「炎上系YouTuber」について知りたい方は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。
2022年の最新YouTuber炎上一覧
2022年になってからも多くのYouTuberが相次いで炎上してネットをざわつかせています。実際に2022年に怒ったYouTuberの最新炎上事件には以下のものがあります。
- 「ラブライバー」の商標出願に関した炎上
- フォーエイト・ゑむ氏の裏垢に関連した炎上
- コムドットとシャネルのコラボに関連した炎上
- VTuber胡桃のあの晒し行為に関連した炎上
- 「ゆっくり茶番劇」の商標登録に関連した炎上
- マリンパッパの配達員ドッキリに関連した炎上
- 令和の虎メンバーの賭けポーカーに関連した炎上
- Nagoのトレースに関連した炎上
- 東海オンエアとスカイピースのコラボに関連した炎上
「ラブライバー」の商標出願に関連した炎上
アニメや映画で人気を集める「ラブライブ!」のファンを総称する「ラブライバー」という言葉が何者かによって、商標出願され炎上しました。
商標出願が通った場合、「ラブライバー」という言葉を使うたびにお金が発生してしまい、権利が誰かのものになるため自由に使うことができなくなります。
ネットで親しまれていた言葉であることから、何者かの悪質な意図があるとして多くの避難の声と不安の声が寄せられています。
フォーエイト・ゑむ氏の裏アカに関連した炎上
フォーエイトのメンバー・ゑむ氏が裏アカを使ってインフルエンサー・ゆりにゃを誹謗中傷したとして炎上しました。
事の発端は、ゑむ氏が何年も前にゆりにゃの容姿を批判したツイートが掘り起こされ、ゑむ氏は、Twitter上でゆりにゃに直接謝罪をして一度解決。
しかし、その後、ゑむ氏を擁護し、ゆりにゃを批判する裏アカがゑむ氏のものであることが発覚し、謝罪をしてもゆりにゃを批判していた事実が発覚し、再炎上しました。
コムドットとシャネルのコラボに関連した炎上
シャネルとヴォーグの企画の一環としてイメージモデルにコムドットが選ばれましたが、ブランドイメージに合わないという理由で炎上しました。
シャネルといえば、高級感があり長い歴史を持つ老舗ブランドです。そんなシャネルのモデルに、たびたび問題を起こし、若年層からの支持率が高いコムドットが選ばれたことで、シャネルに「安っぽい」「子ども向け」のイメージがつくとして多くの不満の声が寄せられました。
VTuber胡桃のあの晒し行為に関連した炎上
胡桃のあが仕事に関してメンバーの返信が遅いという理由でディスコードのやりとりをTwitterに晒して炎上しました。
コラボ予定についてグループチャットで話をしていたところ、メンバーたちから4日間返答がなく、苛立ちが募ったと話す胡桃のあ。
「速攻で返事返して一切返事来んからまじで炊く、短気なので」という怒りに任せたツイートをしましたが、非難された後に、該当ツイートを削除して謝罪の投稿をしました。
「ゆっくり茶番劇」の商標登録に関連した炎上
ネットで広く使われている「ゆっくり茶番劇」がユーチューバーによって商標登録され炎上しました。
同人ゲームキャラクターをモチーフにしたイラストに合成音声で「ゆっくりしていってね」という語りが特徴で、ネット上には80万本以上が配信されている現状です。
商標登録をしたユーチューバーは、年間10万円の使用料を求めましたが、あまりにも姑息な方法にネットでは殺害予告が出されるほどの大事件に発展しました。
マリンパッパの配達員ドッキリに関連した炎上
二人組のYouTuber「マリンパッパ」の配達員ドッキリがあまりにも過激で炎上しました。
ドッキリの内容は、デリバリー配達員に扮した仕掛け人が家の中に押しかけるというもので、女性が襲われかける映像はエンタメとはかけ離れていました。
「面白い動画を撮ろうという気持ちが先行してしまった」と話し、視聴者に謝罪をしました。
令和の虎メンバーの賭けポーカーに関連した炎上
令和の虎メンバーが違法賭博をしていたことが発覚し炎上しました。
炎上を取り扱うTwitterの大手垢によって、告発された結果、数万〜数十万円の記載がされた精算表、メンバーリスト、現場写真などが次々と流出。書類送検されるメンバーまで出て、ネットを騒然とさせました。
Nagoのトレースに関連した炎上
Nagoは、トレースした商品を販売したとして炎上しました。
トレースとは、写真やイラストをなぞってデザインする手法のことで、オリジナリティに欠けるので、商業目的では使ってはいけないと言われています。
しかし、Nagoは、トレースしたイラストをネットにアップするだけではなく販売までしてビジネスにしていたため、強い非難をされました。
東海オンエアとスカイピースのコラボに関連した炎上
東海オンエアが行っている年に1回の特大企画にスカイピースがゲスト出演したことで炎上しました。
東海オンエアは、年に1回「寝たら即帰宅の旅」という大型企画を行なっており、ファンの間でも人気が高いものでした。普段は見られないようなメンバー同士の絡みや日常的な側面が見れるはずが、2022年に公開された第4回ではスカイピースがゲストで登場。
東海オンエア側の企画の一環であることは間違いなさそうですが、それでも部外者が特大企画に参入したことに対してよく思わないファンが多くいたようです。
炎上が起こる背景とは?
YouTuberの炎上は、定期的に起こっており後を絶つことがありません。その理由には以下のような背景があると考えられます。
- 影響力が大きいため
- YouTube事態が拡散されやすいため
- アンチと言われる嫌悪層が一定数いるため
影響力が大きいため
ネット社会は日々拡大化されていく中で、その中心で活動をするYouTuberたちの影響力は凄まじいため、良いことも悪いことも一緒に拡散されてしまいます。
ビジネスとして、YouTubeを上手に活用できれば経済効果は絶大なのですが、一方でちょっとしたミスも大きく捉えられてしまう傾向にあるのです。
YouTube自体が拡散されやすいため
YouTubeには「切り抜き」「無断転載」というように、元の動画を編集して再投稿できる仕組みになっています。
それゆえに、10分〜40分の動画のうちの10秒間だけを切り取ってTwitterやTikTokで拡散され、ネガティブなイメージを抱かれてしまうケースがあります。
アンチと言われる嫌悪層が一定数いるため
誹謗中傷の問題が深刻化していることから分かる通り、YouTubeでは「アンチ」と呼ばれる何をしても批判し、何事もネガティブに発信するネットユーザーがいます。
殺害予告など過度な発言を繰り返した結果、書類送検されたり告訴されることもありますが、野放し状態になっているのが現状です。ゆえに、アンチが存在する以上、炎上の火種は作られ続けるので炎上がなくなりません。
炎上が拡大する背景とは?
YouTuberが炎上した時、ものすごい勢いで拡散されていくのですが、なぜここまでネットユーザーが炎上事件に関心を抱くのでしょうか。その理由には以下のものがあります。
- 一般人のストレス発散のため
- 拡散者の正義感
- 承認欲求を満たすため
一般人のストレス発散のため
日常生活でストレスを抱えている人は、ネットで誹謗中傷をしたり、不満を書き込むことでストレス発散することがあります。
特に、「デジタルネイティブ」と呼ばれるインターネットがある環境で生まれ育った若年層は、インターネット上でストレス発散する傾向にあり、そういった人たちのターゲットになってしまうのです。
拡散者の正義感
間違ったことをした人に対して、ネット上で正論を並べて批判することで、自分は正義だと認識する人も多いです。
例えば、食べ物を残しているYouTuberに対して「シェフや生産者の気持ちを考えろ!」と言ってみたり、道端で迷惑をかけているYouTuberに対して「周りの人のために控えろ!」などをいうのは爽快なのかもしれません。
直接その場に居合わせていたら勇気が出なくても、ネット上なら自分を強く見せることもできるので、気が大きくなり正義を振りかざす人が増えるのです。
承認欲求を満たすため
炎上事件に対して正論を並べた投稿をすると共感してもらえることがあります。
例えば、ツイッターでトレンド入りしている炎上事件について正論を述べたとして、それに共感されるとリツイートやいいねがつくのです。
そこに気持ちよさを感じてしまうと、自分が正しいことを言っていて、周りから評価されていると承認欲求が満たされるようになり、炎上事件に首を突っ込む人が出てくるのです。
YouTuberの炎上を防ぐ方法とは?
YouTuberの炎上は、活動休止やイメージダウン、その後の再生数に大きな影響を与えかねません。できる限り未然に炎上を防ぐ方法を把握しておくことが大切で、以下のような対策方法があります。
- 炎上しやすいキーワードを理解しておく
- 情報の拡散は注意深く
- 自分の行動や言動を客観視する
- 万が一炎上しても適切な対処を
炎上しやすいキーワードを理解しておく
YouTubeには、炎上しやすいキーワードやジャンルがある程度統計として出ています。
- 食事系→食べ方・箸の持ち方・食べ残しなど
- 子供系→子供を金儲けの道具として使っているとみなされる
- テーマパーク系→周りの人たちに迷惑をかける
- ドッキリ→誰も幸せにならないのはみていても楽しくない
- 釣り動画→内容が薄いのにクリックさせようと必死な感じが期待外れになる
など、ある理由によって炎上しやすいジャンルやキーワードが複数あるので、企画段階で避けたり、炎上しないような工夫をして動画撮影をすることが重要です。
情報の拡散は注意深く
間違った情報を動画配信で伝えてしまうと、専門的な知識を持った人たちから批判されることがあります。
豆知識系・美容系・料理系など知識を必要とする動画を作成する場合は、視聴者に間違った情報を提供していないか慎重になることが重要です。浅い知識で信憑性の低い動画を作成するのは炎上の原因になるので控えましょう。
自分の行動や言動を客観視する
動画を何本も作成していると常識や倫理観などが鈍くなってくるものです。
「面白いものを撮ろう」「興味を持ってくれそうなものを撮ろう」という工夫やオリジナリティの捻出は必要ですが、それが間違った方向にいかないように気をつけてください。
常に、視聴者目線で動画を見直したり、第三者から動画のアドバイスをもらった上で公開すると、ある程度のリスクを下げることができます。
万が一炎上しても適切な対処を
万が一炎上した場合、それが自分としては不本意だったとしても、火に油を注ぐような形で反論するのは絶対にやめましょう。
時間と共に沈静化される炎上がほとんどですので、まずは間違ってた部分を謝罪して、落ち着くのを時間の経過とともに待つ姿勢を持つことが重要です。適切な対処をするかしないかでその後のYouTube活動の大きな分岐点となります。
炎上しても問題ないと考えるYouTuberの心理とは?
多くのYouTuberが炎上を避けるような動画企画をする中で、一部のYouTuberは、「炎上商法」と呼ばれる方法で視聴回数を狙ったり、炎上を気にせず我が道を進んでいます。
そういった炎上に対して、リスクを感じていないYouTuberの心理には以下のようなものがあります。
- 芸能人とは違い他者の媒体に依存していない
- インフルエンサーとしての支持は炎上しても確保できる
- 芸能事務所に所属していないので謹慎などの可能性がない
芸能人とは違い他者の媒体に依存していない
芸能人の場合、テレビ番組に出るため、CM・広告に出るためには、スポンサーになってくれる企業を見つける必要があり、第三者に依存している状態です。
一方、YouTuberは、企業案件などを受けずにYouTubeの投稿のみで収入を増やしていくのであれば、誰かの目を気にして活動する必要がありません。そのため、炎上のリスクがあって、ネットでも賛否両論の物議を醸してでも、作りたい動画を作るというYouTuberがいるのです。
インフルエンサーとしての支持は炎上しても確保できる
たとえ、世間で炎上したとしても固定ファンが多ければ、支持率が下がることはありません。
1本の動画が炎上してネットで大々的に拡散されたとしても、普段から動画を見ているファンは気にしておらず、普段から動画を見ていないユーザーが批判するというケースが多く見られます。
その場合、普段から見ている人たちは、今後も変わらず動画視聴を続けてくれるのでインフルエンサーたちの仕事が打撃されることはないのです。
芸能事務所に所属していないので謹慎などの可能性がない
芸能事務所などに所属している場合、不適切なことをしたときに反省の意として活動休止をしたり、降板などの制裁を受けることがあります。
ただ、YouTuberの場合、自分の意思で動画を投稿しているため、第三者の力によって強制的に活動を休止させられることはありません。そのため、自分の尺度で活動が続けられるため、炎上を恐れていないYouTuberが一定数いるのです。
ただし、社会的・倫理的にアウトな動画投稿をした場合、Google側からアカウント停止などの処分が下される可能性もあるので、要注意です。
2022年のYouTuberの炎上事例を理解しよう
この記事の結論をまとめると、
- 2022年も多くのYouTuberが炎上している
- 動画内容以外にネットユーザーを怒らせた炎上も多数ある
- 炎上すると再生回数の激減やイメージダウンにつながる
- 炎上を未然に防げるように対策を取ることが重要
- 一部のYouTuberは炎上をチャンスと捉えて「炎上商法」で動画投稿している
ということが分かりました。
YouTubeは、有益な情報を提供してくれる動画がたくさんある中で、不適切とされる動画が日常的に炎上しているのが現状です。問題を起こしたYouTuberたちにも非はあるものの、炎上に対して必要以上に非難の声を寄せることは、ネットのリテラシー的にあまり良くありませんので注意しましょう。
]]>