YouTuberの炎上事例を詳しく紹介｜炎上した際の対応策も解説

YouTuberの影響力が大きくなるにつれて炎上する事例が多発していることを知っていますか？

この記事では「YouTuberの炎上事例」について解説していきます。結論、YouTuberは発言の一部を切り取られて炎上することもあるので対策が重要です。

炎上を検討する際、わかりづらい「YouTuberの炎上事例」を調査した結果をまとめたので、ぜひ見ていただければと思います。

その他にも「炎上の対応策」の説明や、「炎上を防ぐ方法」について説明していきたいと思いますので、ぜひこの記事を読んでYouTuberの炎上について知っていただければ幸いです。

また「炎上系YouTuber」について知りたい方は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。

YouTuberの炎上事例紹介

YouTuberの炎上は、若手に限らずベテラン層でも頻繁に発生しています。実際に発生したYouTuberの炎上事例には以下のものがあります。

• コムドットの中央大学卒業式に無断参加に関する炎上
• YouTUber31人飲み会での炎上
• ジョーブログの渋谷スクランブル交差点でのベットに関する炎上
• マホト逮捕に関する炎上
• 木下優樹菜のYouTube活動開始に関する炎上
• りあんの荒らし行為に関する炎上
• 野々村真の菅総理への批判に関する炎上
• メンタリストDaiGoの生活保護受給者に対しての発言に関する炎上
• はじめしゃちょーの三股に関する炎上
• ヒカルのvalu騒動に関する炎上
• MEGWINのパワハラに関する炎上
• ジョンレノの暴行に関する炎上

コムドットの中央大学卒業式に無断参加に関する炎上

2021年3月、コムドットは卒業生本人以外は来校禁止となっていた中央大学の卒業式の会場へ行ったことで炎上しました。

当時、コロナ感染対策のため、卒業生の保護者でさえ、卒業式の出席が許されませんでした。そんな中、コムドットは、マネージャーのぼん君を祝福するために総出で会場へ押しかけた上に、キャンパス内で動画をアップロードしてしまい、多くの批判を受けたのです。

YouTuber 31人飲み会での炎上

2021年6月、世の中が緊急事態宣言中であるにも関わらず、YouTube31人が深夜3時まで泥酔カラオケをしたとして炎上しました。

週刊文春によって報道された内容では、以下のメンバーが参加していたとのこと。

• 「しばなんチャンネル」あやなん
• 「水溜りボンド」トミー
• 「アバンティーズ」そらちぃ・ツリメ
• 関根りさ
• 古川優香
• 「ヘラヘラ三銃士」さおりん
• ふくれな
• まあたそ
• 歩乃華
• 「中町兄妹」中町綾・中町JP・ぴぐもん
• 「コムドット」やまと・ひゅうが・ぼん君
• 「へきトラ劇場」へきほー・相馬トランジスタ
• 「よさこいバンキッシュ」わきを
• 「えびすじゃっぷ」フジ・森山・けす
• 「レイクレ」ともやん
• 「JJコンビ」ジロー・ジョージ
• 「おんばん」仲野温
• 「エスポワール・トライブ」島袋・けーすけ・ガチヤマ
• 「ボンボンTV」りっちゃん

31人のYouTuberたちは、自粛要請を破っただけではなく、マスクをしていなかったり、歩きタバコをしていたり、中には立ちションしている姿までキャッチされています。

ジョーブログの渋谷スクランブル交差点でのベットに関する炎上

2020年3月、ジョーブログが道路交通法違反をした動画をアップロードして炎上しました。

ジョーブログは、渋谷の象徴であるスクランブル交差点の真ん中にベッドのマットレスを運び、寝っ転がる様子を撮影し投稿。

結果として、道路交通法違反（交通妨害物件放置）でジョーブログ、そして撮影の協力者7名が一斉に逮捕されたことでネットニュースにもなる大ごとへと発展しました。

マホト逮捕に関する炎上

2021年7月、ワタナベマホトが児童ポルノの疑いで逮捕され炎上しました。当時、ワタナベマホトは、元欅坂46のメンバー・今泉佑唯との結婚を発表。

その夜、暴露系ユーチューバー「コレコレ」の元に、ワタナベマホトから裸の画像を送るよう脅迫されたと話す15歳の女の子から告発があり、事実であったことから逮捕されました。

裸の画像を複数要求する他に、学生証を送らせるなど、悪質な行為が重なっていることもあり、ネットでは強く非難されたのです。

木下優樹菜のYouTube活動開始に関する炎上

タレントやモデルとしてテレビに出演する芸能人として活躍していた木下優樹菜さんがYouTubeを始めたことで炎上しました。

毒舌でヤンキー風なキャラクターがサバサバしている女性として人気がありましたが、一般人を脅したり、不倫報道などによって芸能界を引退。その後、YouTubeを始めますが悪質すぎる過去が複数あることで、ネットからは冷ややかな声が多く寄せられました。

りあんの荒らし行為に関する炎上

ゲーム実況者であるりあんが荒らしプレイをしたため炎上しました。

りあんは、「野良インポスターズ」というゲームで、野良試合であることが前提にも関わらず、裏でやりとりをしながらゲームを進める動画を投稿。

チーミングをしてプレイを続けたことで、その場にいた純粋にゲームを楽しもうとした人たちを妨害したため低評価の嵐となりました。

野々村真の菅首相への批判に関する炎上

2021年9月、ニュース番組「バイキング」にて野々村真が菅元総理へ向けた発言で賛否両論の大議論を呼び起こしまし、YouTubeにまで波及しました。菅元総理が自民党総裁選に不出馬を表明したことに対して、「もっと早く辞めていただきたかった」と発言。

自身がコロナに感染し長期療養したことを踏まえて、コロナ対策を筆頭に数々の政策が不十分であると批判するつもりだったと取れますが、言葉選びが悪かったことで反感を集めました。

メンタリストDaiGoの生活保護受給者に対しての発言に関する炎上

メンタリストDaiGoが、YouTubeの生配信中に生活保護受給者に対する持論を述べたところ、大炎上に発展しました。

DaiGoは、誰もが自由に閲覧できる配信中に以下のような持論を述べました。

• 僕は生活保護の人たちのために税金を払っているのではない
• 生活保護に食わせるい金があるなら、猫を救ってほしい
• 生活保護の人たちが生きてても僕の得にはならないけど、猫が生きてれば僕の得になる
• 猫が道端で伸びてたら可哀想となるけど、ホームレスのおっさんが伸びてると、なんで我が物顔で寝てんだろうと思う
• 人間の命と猫の命は、人間の命の方が重いなんて思ってない
• 自分にとって必要ない命は、僕にとって軽いので、ホームレスの命はどうでもいい
• ホームレスはいない方がいい

などと止まることなく過激な発言を連発。優生思想を肯定する発言や、倫理や命への価値観が乏しいDaiGoは、活動休止に追い込まれるほどの反感を集めました。

はじめしゃちょーの三股に関する炎上

2017年3月、はじめしゃちょーがスキャンダルを起こし炎上しました。

暴露系YouTuber・みずにゃんの配信によって、当時はじめしゃちょーと交際していた女性・れいなさんが二股されたことを告発。その配信をきっかけに大食い系YouTuber・木下ゆうかが「同時期に自分もはじめしゃちょーと付き合っていた」と明かします。

結果的に、3股していたことが発覚し、テレビニュースで取り上げられるまでになりました。

ヒカルのValu騒動に関する炎上

2017年8月、ヒカルが仮想通貨ビットコインを使ったビジネスを始めて問題を起こして炎上しました。

ヒカルは、同じYouTuberであるラファエルや禁断ボーイズのメンバー・いっくんらとともに、仮想通貨VALUを自社株買いしました。これによって、ヒカルが自由に売買できるようになったため、知名度が高かったことからVALUの価値は高騰したのですが、突然、全ての株を売却。

高騰していた価値は地に落ち、大半の株主（VALU購入者）が損をすることになり、詐欺のような手法であると強い非難を受けました。

MEGWINのパワハラに関する炎上

2018年12月、MEGWIN TVのメンバーであったファルコンとメテオがパワハラを理由にチームを抜けて炎上しました。

最後の動画では、チームを抜けることになった経緯を話しているのですが、メグウィンから日常的にパワハラまがいな言動を受けていたことを告発。

• チームを抜けるように追い詰められる
• 動画制作に携われなかった
• 動画とは関係ない仕事ばかり回される
• 駒のように扱われた
• 相手にしてもらえなくなった

などと話し、耐えられなくなった結果、動画制作が難しくなり、このような決断に至ったとのことです。視聴者からは批判が集まりますが、これに対してメグウィンは的外れな回答をした動画をアップロードし、火に油を注ぐこととなりました。

ジョンレノの暴行に関する炎上

チョコレートスモーカーズのメンバー・ジョンレノにメンバーへのいじめ疑惑が浮上し炎上しました。

チョコレートスモーカーズのメンバー・ヨハンがチームを脱退することになったのですが、それを機に過去の動画内での待遇が悪すぎるとネットで話題になったのです。当時、ヨハンは16歳でチーム内でもダントツ最年少ということもあり、必然的にいじられやすい立場になっていたのは間違いありません。

• メンバーがベッドで寝るのに対して、ヨハンだけ床で寝ている
• 引越し先で狭い棚をヨハンの部屋だと紹介する
• 動画編集をヨハンひとりが担当していた
• ジョンレノから死んだ方がいいと言われたり、遺影が作られた
• ジョンレノから暴力を受けていた

投稿された動画内には、ヨハンが攻撃されている瞬間が何度もキャッチされていて、ジョンレノの人気は急降下しました。

YouTuberが炎上する背景とは？

YouTuberの炎上は、定期的に発生しているのですが、なぜこんなにも絶え間なく炎上が繰り返されてしまうのか、その背景を見ていきましょう。YouTuberの炎上がなくならない背景として以下のものがあります。

• 動画の内容が不適切
• SNSでの不適切な発言
• プライベートな部分での不適切な行為

動画の内容が不適切

YouTuberの炎上で一番多いのが、動画内での不適切な行動です。

• 撮影禁止エリアでの動画撮影
• 食べ物を粗末にした企画
• 動物への接し方
• やらせ動画の作成

などが挙げられます。

YouTuberは、再生回数が直接クリエーターの収益につながるため、どうしても多くの人に見てもらうためには、興味をそそる企画が必要です。そこで、類似している動画より踏み込んだ撮影や過激さを追加しようとするあまり、視聴者の常識や倫理観、価値観とズレが生じて炎上するケースがあります。

SNSでの不適切な発言

YouTuberの炎上の中には、動画コンテンツ以外にSNSでの不適切な行動もあります。YouTuberは、動画クリエーターとして成功すると「インフルエンサー」という肩書きでも仕事が始まります。

• ステマのPR
• 匂わせ
• 言葉遣い

などが理由で、クリエーターが何気なく発信した投稿に批判が集まることも少なくありません。

クリエーターによっては、人気になる前に投稿した内容が数年経って掘り起こされて炎上するケースも起きています。

プライベートな部分での不適切な行為

活動外でも、プライベートでの不適切な行動が炎上に繋がることもあります。最近のYouTuberは、事務所に所属している人たちも極端に減りつつあるので、全ての管理を自分で行います。

その結果、SNSでファンと自由に交流したり、夜の街で飲み歩いて泥酔しているところをキャッチされるなどの炎上が後を経ちません。

YouTuberが炎上をしてしまった際の対応策とは？

炎上を未然に防ぐことが重要ですが、それでも炎上してしまった場合の対処法を見ていきましょう。

もしも、炎上してしまった時に取るべき対応策は以下のものがあります。

• 炎上が鎮火するまで静観する
• 炎上に対して発言をしない
• 謝罪の姿勢に徹する

炎上が鎮火するまで静観する

YouTuberの炎上に関しては、時間とともに鎮火される場合がほとんどです。

炎上レベルによりますが、些細な不適切な言動が原因であれば、まずは世間の熱が冷めるまで静かにして、同じことを繰り返さないように戒めるだけでも十分でしょう。

炎上に対して発言をしない

小さな炎上の場合、あえてその出来事に触れないことで、炎上拡散を防ぐことができます。

本人たちがSNSや動画上で謝罪することによって、その出来事を知らなかった人たちの目にも留まりやすくなるので、炎上の大きさによって判断しましょう。

謝罪の姿勢に徹する

万が一、動画の内容や不適切な言動が大炎上してしまった場合、言い訳をせずに謝罪することが重要です。

炎上の内容によっては、弁解したいこともたくさん出てくるかもしれませんが、謝罪をして反省の意を見せることが炎上の対処法としては適切です。炎上真っ最中に弁明しても「言い訳」として捉えられてしまい、かえって悪い印象を抱かれるリスクがあることを理解しておきましょう。

YouTubeでの炎上を防ぐ方法とは？

炎上してしまうと、活動休止に追い込まれたり、閲覧数が激減したり、登録者数が減少する可能性があるので、できるだけ炎上しないようにすることが大切です。

YouTubeで炎上を防ぐ方法には以下のものがあります。

• 炎上しやすいテーマを理解する
• 一部分が拡散されていることを意識する
• 客観的に動画をチェックできる体制を整える

炎上しやすいテーマを理解する

YouTuberの炎上には、ある程度ジャンルの傾向があります。

• 食事系
• テーマパーク系
• コラボ系

食事は、箸の持ち方が悪いだけで批判されることもあるので、食事の所作に気をつけたり、外食をする際は食べ残しがないようにしましょう。最近では、ディズニーランドが営利目的での撮影を禁止したこともあり、テーマパークなど人が集まる場所では、些細なことも迷惑行為とみなされることがあります。

コラボ動画は、新しい登録者数を増やすきっかけになりますが、その分、互いのファンやイメージなどがミスマッチの場合は、炎上に繋がりやすいです。

一部分が拡散されることを意識する

YouTubeは、本編以外にも「切り抜き動画」というものがあり、誤解が炎上に繋がるケースも多いです。

意図していないところで、勝手に動画を切り抜かれて一部分だけを拡散されるケースもあるので、そういった問題に巻き込まれた時は、釈明することが重要です。そして、悪質な拡散をしている場合は、投稿主に直接連絡を取るのもよいでしょう。

客観的に動画をチェックできる体制を整える

同じような価値観を持った組織や個人でYouTubeをやっていると、どうしても主観で善悪を判断してしまい、炎上に繋がることがあります。

可能であれば、投稿する前に、倫理的な理解がある人や、社会問題意識の高い人に動画に炎上要素が含まれていないかをチェックしてもらいましょう。

人種差別発言、性差別発言などは、悪気がなくても取り返しのつかない炎上に繋がることも多いです。

YouTuberの炎上事例を理解しよう

この記事の結論をまとめると、

• YouTuberは、若手・ベテラン関わらず炎上することがある
• 動画内以外でもクリエーターの素行が炎上に繋がるケースもある
• YouTuberは芸能人よりも自由が効く分、管理能力が求められる
• 炎上を未然に防ぐことが重要だが、避けられない炎上もある
• 炎上の大きさによって対処法は変えることが重要

ということが分かりました。YouTuberという職業柄、変わったことをしたり、挑戦的なことを動画にするため、炎上しやすい傾向にあります。

しかし、最近のYouTubeは子どもたちが手軽に見れるコンテンツである故に、インフルエンサーという立場から不適切な言動は許されません。

自分たちで炎上を防ぐことが難しくなった場合、第三者からの監視を受けるなど対策をしながら良質な動画コンテンツの配信が求められています。

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